︎3.発作
なんらかの原因でてんかん発作が起きた場合、猫は大量のよだれを出すことがあります。
また、全身性の発作以外にも、よだれだけが出てしまう神経症状や、よだれがしばらく出た後に全身性の発作に移行するパターンもあります。
てんかん発作中に大量のよだれが出てくると、つい拭いてあげたくなってしまいますが、猫の場合、発作中は無意識で筋肉が強くこわばっているため、思わぬ強さで噛まれる危険があります。
てんかん発作中に大量のよだれが出てくると、つい拭いてあげたくなってしまいますが、猫の場合、発作中は無意識で筋肉が強くこわばっているため、思わぬ強さで噛まれる危険があります。
発作中によだれが出てきても、口に指やタオルを入れたり、よだれを拭こうと口元に手を出したり、しないようにしましょう。
代わりに、猫の周りから危ない物をどける、できれば柔らかいタオルなどを下に敷く、触らずに静かに見守る(記録をとる)、動画を撮れると、獣医師が診断の参考にできます。
ただし、発作が止まらない場合や止まってもすぐに再発する場合は、重積発作・群発発作と呼ばれ危険な状態です。上記の対応が済んだらすぐに、目を離さないようにしつつ、いつでも動物病院に連れて行けるよう準備を始めましょう。
よだれは発作が落ち着いたあとに、そっと拭いてあげると良いですが、まだ意識がぼんやりしている時も噛むことがあるので、慎重に行いましょう。
︎4.血栓塞栓症
猫に多い肥大型心筋症により、うまく運べなくなった血液が心臓の中で血栓を作ってしまう事があり、これが猫の後肢の付け根部分の細い血管に詰まると、猫は突然激しい痛みと共に片方または両後肢の麻痺から立てなくなり、これを動脈血栓塞栓症と言います。
動脈血栓塞栓症では、まず突然の激しい痛みから猫がパニックになり家具等を倒しながら走り回ったり、大きな声で鳴き叫ぶ症状が見られます。
そして、塞栓直後は足を触ると非常に痛がり、麻痺が起きた足は血流が遮断されるため肉球が紫色になります。次第に動けなくなり、呼吸が速くなったり、大量のよだれが出たりする症状が見られます。
動脈血栓塞栓症は、激しい痛みと後肢麻痺の後に突然死する事もあるとても危険な状態です。
この様な症状が見られた場合には、様子を見ずに緊急で動物病院へ行きましょう。

