
チーズ生産者の復興に貢献したレシピ「リゾット・カチョ・エ・ぺぺ」
イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会が、10月27日(月)、東京・銀座のイタリアンレストラン「ジャッジョーロ銀座」にて、「パルミジャーノ・レッジャーノ・デー in 東京」を開催した。このイベントは、2012年にイタリア・エミリア=ロマーニャ地震の復興支援を機に誕生した「パルミジャーノ・レッジャーノ・デー」を記念し、日本で初めて行われた特別なセレブレーションだ。
パルミジャーノ・レッジャーノ・デー誕生のきっかけ
「パルミジャーノ・レッジャーノ・デー」は、2012年、地震により36万個のパルミジャーノ・レッジャーノが損壊した歴史的な出来事をきっかけに誕生した。当時、シェフのマッシモ・ボットゥーラ氏の呼びかけに応じて、世界中の人々が被災した生産者と地域を支援するために立ち上がった。
チーズカットセレモニーからスタート

職人により、カットされたパルミジャーノ・レッジャーノ
イベントの幕開けを飾ったのは、プロフェッショナルによる伝統的なチーズカットセレモニー。ホール(塊)状のパルミジャーノ・レッジャーノを、専用ナイフで慎重に開封する様子に、参加者からは驚きと感動の声が上がった。パルミジャーノ・レッジャーノが持つチーズの奥深さが紹介され、日本ではなかなか見ることのできない職人技が披露された。
