複数の自治体が導入を検討
現在、複数の自治体から「トイレ情報共有マップくん」導入相談が寄せられているのだそう。トイレ情報は、防災時の避難行動支援や福祉避難所の整備にも活用できる社会インフラであり、「誰もが使う公共空間」として、災害時・観光時・日常のあらゆる場面で、情報の見える化が求められている。
ファービヨンドは、泌尿器科医などの専門家によるオンライン学習会や多言語、ユニバーサル対応マップの改良へのアドバイスといった活動も、継続的に実施する予定にしている。
ファービヨンドの想い

ファービヨンドは、これまで見えにくかった配慮を可視化し、すべての人が安心して外出できる社会を目指しているとのこと。介護の現場では、職員不足や時間的制約から、やむを得ず高齢者がオムツを着用するケースもあり、そこには「外出したい」「自分で行きたい」という尊厳の声が埋もれているという。
泌尿器科医・薬剤師・介護中の女性ら専門家と共に、トイレを起点にこうした社会課題に向き合っている同社は、まずはトイレ情報の共有から、テクノロジーの力で、人の暮らしの困りごとを解決し、誰もが尊重される共生社会をつくっていくとしている。
住民や来訪者が安心して外出できるまちづくりを支える「トイレ情報共有マップくん」に注目してみては。
情報共有マップくん:https://share-map.net
ファービヨンド:https://far-beyond.biz
(佐藤ゆり)
