誰しも一度は腕や足をぶつけたときに青あざができた経験があるのではないでしょうか。白血病の症状のひとつにも青あざがあります。
この記事では白血病のあざと普通のあざの違いを解説します。白血病の種類には病気の進行が早いものがありますので、気になる症状がある場合は迷わず病院を受診してください。
※この記事はメディカルドックにて『「白血病のあざと普通のあざの違い」はご存知ですか?症状についても解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)
1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。
白血病のあざと普通のあざの違いとは?
打撲により青あざができることはよくありますが、白血病の場合は打撲した覚えのない場所に青あざができます。
少しの衝撃や排便時のいきみなどにより血管が破れ内出血し、白血病により血が止まりにくくなるため、青あざとなって現れます。また、白血病によって発生する青あざは血小板といわれる血液細胞の減少もかかわっているのです。
血小板には、血液が破れて出血した際に出血した箇所に付着・凝固し、血液の流出を防ぐ役割があります。そのため、血小板が少ない状態で出血をしてしまうと止血がしにくくなってしまい、青あざ等の原因となりますので注意が必要です。
白血病であざが生じるメカニズムについて
血液は骨髄で血液の元となる造血幹細胞が分化し作られていますが、白血病は造血幹細胞が赤血球・白血球・血小板などに正常に変化できず、がん化した細胞が増殖してしまう病気です。
上記で説明している通り血小板は血管が破れたときに破れた箇所に付着・凝固し傷口を塞ぐ役割をしていますが、血小板が正常に作られず減少してしまうため、一度出血すると血が止まりにくくなります。
そのため、内出血や負傷などで血がなかなか止まらずに青あざになることが多くなります。

