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施設入所中のおばあちゃんとの面会…言葉の代わりに交わした握手に「亡くなった祖父母を思い出す」の声【漫画】

施設入所中のおばあちゃんとの面会…言葉の代わりに交わした握手に「亡くなった祖父母を思い出す」の声【漫画】

施設に入所中の祖母との面会方法が泣ける
施設に入所中の祖母との面会方法が泣ける / (C)たばやん/コルク

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、たばやんさんの漫画「おばあちゃんと一緒」より「最近のおばあちゃん」を紹介する。

本作は、作者であるたばやんさんの祖母との日常を描いている。同居中や施設入所後の面会のようすなど、おばあさまの可愛らしさや優しさを感じられる作品だ。

たばやんさんが6月10日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2,800件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではたばやんさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。

■施設入所中の祖母との面会は、たったの15分間…

施設に入所されている祖母と面会できるのは、週に1回・15分間のみ。面会時、たばやんさんは祖母の両手をぎゅっと握って再開の喜びを分かち合った。会話できる時間こそ少ないが、めいっぱい幸せを感じられる面会シーンが話題となっている。

本作を投稿したX(旧Twitter)には「もらい泣きしてしまいました」「目を潤ませながら握手をするおばあちゃんの姿に涙が出ます」「おばあちゃんお元気そうでこちらも幸せ」「私の心もあったかくなりました」などのコメントが寄せられた。

また「今会えることを奇跡だと思って大切にしたい」「亡くなった祖父母を思い出す」「こんどじーちゃんにあったら握手しようと思った!」など、自身の祖父母と重ねる読者のコメントも寄せられている。

■「言葉よりも漫画全体に込めた思いを感じ取ってもらえたら」作者・たばやんさんに作品へのこだわりをインタビュー
たばやんさんにインタビュー
たばやんさんにインタビュー / (C)たばやん/コルク

――おばあさまとの日常を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。

子供の頃から一緒に住んでいる祖母の、ぶっ飛んだ考え方や言葉選びがいつも「面白いなぁ~」と思っておりました。ある日、ブログを始めている最中にふと思いつき、思い立って描き始めたのがきっかけです。「うちのおばあちゃん、面白いんだよ!聞いて聞いて」と、友達に伝えるように軽い気持ちで始めました。読んで下さる人が一緒にクスッと笑ってくれたらとても嬉しいです。

――本作「最近のおばあちゃん」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

この回は文字よりも絵が多く、言葉よりも漫画全体に込めた思いを感じ取ってもらえたらいいな、と思っています。「長い時間会話を重ねるよりも、握手をしたほうが一瞬で多くのことが伝わり合う」ということを表現したかったので、登場人物の表情や空気感が伝われば嬉しいです。

このお話を描く上でこだわった点は、「自分の心で感じたことを、そのまま素直に描こう」ということでした。普段は、読者の方の目線を意識して「どう感じてもらえるかな?」「こう思ってほしいな」と思考を重ねて仕上げるのですが、今回は余計な考えを取っ払って、勢いで心のままに描くことができました。読者の方からも共感の声をいただけて、思いが伝わったことがとても嬉しかったです。

――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあればお教えください。

6コマ目のおばあちゃんの表情には、特に思い入れがあります。このお話を描こうと思った時に、一番最初にパッと思い浮かんだシーンだったからです。シンプルな絵柄なのですが、自分のなかで浮かんだイメージと相違なく表現できたので気に入っています。

――「おばあちゃんと一緒」シリーズの中で特に印象に残っている作品があれば、理由と共にお教えください。

「嵐が明けたら」「Last night」「喝采」です。ごく昔の作品になりオチも特にないのですが…ただ一緒に元気に同居していたときの思い出です。何か落ち込むことがあっても、嵐が来てもおばあちゃんと台所で会うと一緒に歌ったり、「なんとかなるさ」と励ましてもらったり、たわいもない日常だったのですが、ホッとあったかく心が落ち着きました。そんな作品が一番心に残っています。

――今後の展望や目標をお教えください。

より人と心が繋がれる作品を作っていきたいと思っております。また、昔から紙の本にすることが長い間の夢でした。読者の方から「ホッとした」「母や祖母に会いたくなった」と言っていただけると、とても嬉しく思います。そういった言葉が、まるでお守りのように感じられ、なんだか枕元に置いておきたくなるような… そんなあたたかい一冊を、いつか心を込めて作れることを展望に置いてます。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

いつもお読みいただき、あたたかいコメントをありがとうございます。「自分の母や祖母を思い出した、会いたくなった」と言っていただけることがとても嬉しくて、深い部分で繋がっているような気持ちになり、元気をいただいています。祖母が施設に入所してからは、入院したりと紆余曲折があり、更新頻度が少なくなってしまい申し訳ありません。最近はコロナが流行り、一か月ほど面会中止だったため、以前のように祖母を身近に感じられず、ジレンマを抱えておりました。

先週やっと面会が叶い、元気な姿で会うことができました。ずっと謎だった施設での祖母の生活を職員さんに聞く機会もありましたので、また楽しく更新できたらと思ってます。これからも、あたたかく見守っていただけたら嬉しいです。

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