うちの子、好き嫌いが多いんです…
子どもの好き嫌いは、離乳食期、幼児期のあるある問題です。いろいろな食材を食べてほしいという気持ちは、親として当然持っているものですよね。離乳食期であれば、おかゆに混ぜたら食べてくれたり、工夫次第で食べてくれることもあるかと思いますが、2歳を過ぎて自分の気持ちが確立されてからは、なかなか難しいときもあります。
子どもの食事で大切にしたいことは2つ。
1つ目は、大人も子どもも食べ物の好みは人それぞれ。だから無理強いはしないということ。
2つ目は、食べないからといって食卓からその食材を消さないこと。消してしまうと苦手な食材ではなく、「知らない食材」になるからです。また、こまかく刻んで食材をわからないようにしてしまうというのも、食卓から食材を消してしまうということにつながるため、実はあまりよくありません。なるべく食材がわかる状態で食卓に並べてあげるのが良いでしょう。
上記を踏まえたうえでの対応策を2つご紹介します。子どもの好き嫌いに悩んでいるというパパやママは参考にしてくださいね。
対応① 食材をほんの少しお皿にのせる苦手な食材は小指の爪くらいの大きさだけお皿にのせましょう。「食べてくれたら“ラッキー”」っという感じです。
対応② 周りの大人がおいしそうに食べる周りの大人が「わあああ! コレおいしいわあ!!」と、本気でおいしく食べること。子どもに「(苦手な)ほうれん草食べなさい」と声かけするよりもずっと効果があります。子どもが苦手な食材は、何かのきっかけで食べてくれる日が来るかもしれません。もしかすると、ずっと苦手なままかもしれませんが、苦手な食材がいくつかあっても問題ありません。「いつか食べてくれるかもしれないな」くらいの気持ちで、気長に取り組んでみましょう。
食事まわりのお悩みは尽きないかもしれません。わが家も中学生の娘が急に「魚がキライ」になったので(ビックリ!)。いかに克服するか、気長に取り組んでいる途中ですから!
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。

