著名なアニメクリエーターのX投稿がSNSで波紋
人気女児向けアニメシリーズで知られるプリキュアシリーズなどのキャラデザインを手がける著名なアニメクリエーターのX投稿が、大きな波紋を呼んでいます。問題は、ファンアートに書き込まれた「中学生」設定のキャラクターに対する性的な含意を持つメモが書き込まれたイラストに対し、クリエーターがポジティブな反応を示したことで、「公式が性的視線に同意した」と解釈が広がり、ネット上で賛否両論が沸騰しています。
問題の発端は、2025年11月4日、当該クリエーターが、詳細なファンアートに送った返信です。
「凄い!自分のこだわりポイントや各キャラの差異を全て分かってくれている あまり気付いてくれない方が良い所まで! 推されてるな~」
この「あまり気付いてくれない方が良い所まで!」という一文が、ファンアート作者がイラスト内に書き込んだ「太ももなでまわしたい」「胸を指し『今、成長中』」といった性的な含意を持つメモに、クリエーター自身が同意を示したと受け止められ、強い批判を集める原因となりました。
「デザインの技術的評価」と歓迎の声も!
一方で、クリエーターのコメントを、純粋にファンアートの技術的なこだわりや緻密な設定への感謝と受け取るファンもいます。彼らは、長年のキャリアを持つプロの目線からのポジティブな反応と解釈します。
「別に胸のことについて言及してる発言に直接触れた訳じゃないのに胸についてってことになってるのは何故??」
「確かに投稿に反応残しちゃったのはダメかもしれないが、スカートの角度とか、肩のゆとりとか、もっと人が気づけてなくてちゃんと見てくれてるんだな~って分かる発言沢山あるでしょうに」といった指摘があり、イラストの「設定資料のような緻密さ」への評価、デザイン細部への感謝と解釈されています。
また、「日本のアニメ文化ではこういうデザインのディテールは普通に褒められる」との声もあり、文化的な違いから来る過剰反応ではないかという見方もあり、コメントはあくまで「イラストレーターの努力を認めたかった」ものであり、性的な意図はなかったと分析しています。

