主な批判は「未成年キャラの性的化」と倫理的懸念
しかし、一部のユーザーが、女児向けアニメの公式クリエーターが、ファンアートの性的含意を持つメモに同意したと解釈し、倫理的な懸念を表明し、強く反発しています。
「女児のキャラで興奮してるおっさんまじできしょい!!!」、「本気で性教育いちからやりなおしな。まじでゆがみすぎてて異常だから」と、強い言葉で非難する声が続出しています。
さらに、「当該画像には、未成年の猥褻に評価したり、性的欲求を発露するなど、子供向けアニメを表立って楽しむ大人のファンにあるまじき性欲目線のコメントが書き込まれています」と、公式としての責任を問う指摘が寄せられました。
「女児のキャラで興奮してるおっさんまじで…どこに連絡すればいいですか?」と、テレビ局や当局への通報を検討するほど深刻に受け止めるユーザーもいます……。2023年の日本児童福祉学会の研究でも、子供向けコンテンツの性的描写が若年層に影響を与える可能性が指摘されており、公式の反応が保護者層の不信感を招いたとの意見が広がっています。
現状と今後の見通し
当該クリエーターは現時点でこの議論に対し追加の声明を出しておらず、沈黙を続けている状態です。X上では「公式が黙っているのは認めたも同然」という憶測も浮上しており、鎮火のめどが立たない状況。
今回の論争は、アニメ業界において、「どこまでがファン活動で許されるのか」という線引きや、公式クリエーターが守るべき倫理について、社会の感覚とのズレを改めて浮き彫りにしました。クリエーターや制作サイドが、今後、ファンに向けてどのような形で「真意」を説明するのか。その対応は、作品ブランドとファンとの信頼関係を守る上で、非常に重要になると見られています。
(LASISA編集部)

