今、漬物は「自分で漬ける」が新常識!?
クックパッドは、10月30日の「食品ロス削減の日」(※1)に合わせて、家庭での漬物手作り検索動向を調査しました。漬物の市販価格が上昇する中(※2)、2024年から2025年にかけて「自分で漬ける」選択が急速に広がっており、きゅうりの漬物レシピ検索は前年比2.1倍、浅漬けは1.3倍に増加(※3)。ユーザーコメントの分析では「余った野菜の活用」が支持理由の一つとして挙がっており、「切って漬けるだけ、あとは時間が調理」という昔ながらの知恵が、物価高と食品ロス削減の両面で見直されています。
市販の漬物、価格は上昇傾向
総務省統計局の消費者物価指数(2020年=100)を見ると、2025年8月時点で梅干しは110.4、だいこん漬は134.1、はくさい漬は117.8、キムチは112.5と、漬物の価格が上昇しています(※2)。また、食品産業センター『食品製造統計』によると、市販漬物(野菜・果実漬物)の生産量も2023年(80.2万トン)から2024年(74.0万トン)にかけて減少しました(※4)。

