旬と時間を味方に「自分で漬ける」選択が広がる
こうした中、家庭では「自分で漬ける」選択が広がっています。クックパッドの食の検索データサービス「たべみる」で漬物関連の検索動向を分析したところ、手作り漬物への関心が高まっていることが明らかになりました(※3)。
「簡単×自分好み×余り野菜」──家庭で漬物が選ばれる理由
クックパッドに寄せられた漬物レシピへの直近5,000件のコメント(つくれぽ)を分析したところ、手作り漬物が支持される理由が見えてきました。
ユーザーが挙げる手作り漬物の魅力:つくれぽ分析1. 手軽さ・時短:33%
「時間がなくてもサッと作れて大助かり」「ちゃちゃっとできて助かります」といった声が最も多く見られました。漬物は「作業は一瞬、時間が調理してくれる」調理法です。野菜を切って調味液に漬けるだけで、翌日にはもう一品のおかずに。あとは時間が味を染み込ませてくれます。
2. さっぱり・食感:28%
「暑い日にさっぱりして最高」「ポリポリ食感がたまらない」など、漬物ならではの爽やかさと食感が支持されています。
3. 家庭・子ども・お弁当:22%
「娘の大好きな胡瓜だけの浅漬け、パクパク食べてました」「高校生息子のお弁当に。朝漬けて夜完食」など、家族の食卓での活用事例が多数寄せられています。
4. 味の調整:7.3%
「塩控えめで作りました、ちょうど良かったです」「ごま油を少し足して我が家好みに」など、自分好みの味に調整できることが魅力として挙げられています。
5. 余った野菜・家庭菜園:約4%
「家庭菜園で採れた茄子で。簡単で美味しい♪」「余っていた人参も入れて彩り良くなりました」「直売所のラディッシュで。お弁当に華やか!」など、余った野菜や家庭菜園の野菜を活用する声も見られます。

