著者のさい糖みりんさんが結婚して間もなくのこと。近所に住む義母が負った300万円の借金が判明し、見かねた夫妻は全額を立て替えることを提案。毎月の返済は順調なものの、義母から渡される封筒には夫への感謝の言葉だけが書かれ、夫と共に立て替え金を負担したみりんさんはモヤモヤ……。
一方の義父は超が付くほどのモラハラ気質。愛想を尽かした夫妻は「義両親と会うのは年に1回だけ」と決め、義実家の近所から離れるためにもマンションの購入を決意します。しかし、久々に義実家を訪問し、マンション購入の意思を伝えると、義父が理不尽に激怒し始めたのです。
「さっさとマンション買って出て行け!」と2人を怒鳴りつけたかと思うと、義父はマンション購入とは無関係のことにも激怒……。
みりんさんの夫が体調不良を理由に親戚の法事に参列しなかったことに文句を付け、ついには不妊治療をしているみりんさん夫妻に「いつになったら子どもができるんだよ」「努力が足りないんじゃないのか」とまで言い出したのです。
これにはみりんさんの夫も言い返す気力すら起こらず、淡々と帰り支度を始めます。
帰宅後、あきれながら義両親について話していると…?









義父から理不尽にキレられ、傷付けられたにもかかわらず、義母から届いたメッセージの内容は「パパも悪いと思うが、2人も悪いと思う」……。
これには夫もみりんさんも絶句してしまうのでした。
義母から届いたのは、義父のことを擁護するようなメッセージ……。いつ、何にキレるかわからない義父と生活する義母は、日ごろから気をつかうことが多いはず。義父をキレさせないためにも義父をかばい、何かにつけて義父を立てることが身に染み付いてしまっているのかもしれません。
とはいえ、このメッセージにはあ然。マンション購入の決意は、息子夫妻の門出としてお祝いすべきことですし、みりんさんの夫が法事を欠席したのも体調不良だったから。そして、「いつになったら子どもができるんだよ」「努力が足りないんじゃないのか」という義父の発言は、いくら何でも度が過ぎています。
すべての暴言は義父がしたことであり、義母が謝る責任はないのかもしれません。しかし、みりんさん夫妻に対し、少なくとも「傷付いたよね。大丈夫?」といった気遣いの言葉はあって良かったはず……。そう思うと夫妻が義父だけでなく、義両親2人に愛想を尽かしたのも当然。“身から出たサビ”としか言いようがないのではないでしょうか。
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