腎臓がんは、50代以降の年齢で好発するがんです。男性は女性の2倍の発症率で、家系によって発症しやすくなる可能性があります。
早期発見を心がけ治療を開始することで、根治率や5年生存率が大きく異なるのが特徴です。
本記事では、腎臓がんの初期症状と主症状・検査方法をご紹介します。腎臓がんの余命に関するよくある質問もまとめているので参考にしてください。
※この記事はメディカルドックにて『「腎臓がんの余命」はご存知ですか?症状・検査・治療法も解説!【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
村上 知彦(薬院ひ尿器科医院)
長崎大学医学部医学科 卒業 / 九州大学 泌尿器科 臨床助教を経て現在は医療法人 薬院ひ尿器科医院 勤務 / 専門は泌尿器科
腎臓がんとは?
腎臓がん(腎細胞がん)は、腎臓内の細胞が悪性腫瘍になることで発生します。腎臓がんの特徴は、以下の通りです。
初期症状がほとんどないため、ほかの臓器の不調などを調べていくうちに腎臓がんが発見されることが多い
転移していない場合は、腫瘍を手術で摘出することで、生存率が大きく改善される
透析患者の方は、一般の方よりも発症率が高い
転移が認められたら、薬物治療を受けつつ今後の治療方針を決める
腎臓がんは、初期に発見することで手術による根治が目指せます。症状が出にくい部分だからこそ、思いもしなかった告知に驚く方もいるでしょう。
腎臓がんの初期症状と主な症状
腎臓がんは、初期ではほとんど体調に変動がありません。そのため、気づかず生活を送って発見が遅れることが難点です。腎臓がんが進行すると、以下の症状が目立ち始めます。
血尿
腰に違和感・痛みがでる
腹部にしこりを発見する
足がむくみやすくなった
食欲減退
腹痛
便秘
吐き気など
腹部のしこりや血尿の症状が出現したら、すぐに医療機関を受診しましょう。そのほか、血痰や麻痺などの症状が出ている場合は、すでに肺や脳といった他の臓器への転移の可能性が高いです。

