腎臓がんの検査方法
腎臓がんの検査は、問診・尿検査・超音波検査・CTとMRIの検査を行います。体に変調を感じたら、できるだけ早く医療機関を受診して検査を受けましょう。早期に見つけることで、その分根治の可能性が広がります。
問診
最初に、医師による問診を受けます。最近現れた体調の変化を医師に素直に話しましょう。医師からの触診や質問もあるので、当てはまることや問われたことに対して素直に答えることが重要です。
そうすることでがんの状態を正しく認識しやすくなり、気になる部位を集中して検査しやすくなります。
問診票の内容の確認
家族歴
透析の有無など
上記のことは、しっかりと医師に伝えて下さい。
尿検査・超音波検査・CT検査
問診が終了したら、次の検査に移ります。
尿検査:血尿の有無を調べる
超音波検査:がんの場所を確認・形状の把握・周囲の期間や臓器との関係の確認など
CT検査:腎臓がんである診断をするため、造影剤を使って検査を行う
尿検査だけでは、初期の腎臓がんを見つけることは非常に難しいです。血尿が出ていたとしても、腎臓がんだと断定するのは難しいため、さらに検査を行うため超音波とCTの検査でがんの状態を詳しく診ていきます。
CT・MRI検査
CTで検査を行い、その後MRI検査に移ります。
CT検査:造影剤を投与し、がん化しているであろう部分の血流を観察する
MRI検査:がんの大きさや浸潤域、がんであるかを検査する
アレルギーなどでCT検査ができない事情がある方は、MRI検査を受けます。また、CT検査や超音波の検査だけではがんだと判断しにくい状態のときにも、MRIでの検査結果が重要になります。
「腎臓がんの余命」についてよくある質問
ここまで腎臓がんの余命・ステージ数ごとの5年生存率・症状・検査方法・治療方法などを紹介しました。ここでは「腎臓がんの余命」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
効果が期待できる予防方法はありますか?
村上 知彦(医師)
腎臓がんの予防に適していることは、以下の通りです。禁煙
バランスのよい食事内容
定期的な運動による、肥満の解消
がん全般に関わっているのが、タバコと肥満といわれています。因果関係ははっきりと証明されているわけではありませんが、リスクを高めることは確かです。がんリスクを高めるだけでなく、全身に悪影響を及ぼすものなので、禁煙と体重のコントロールは日々気をつけるようにしましょう。
腎臓がんは再発の可能性がありますか?
村上 知彦(医師)
腎臓がんは、家族がかかっていると自分も患う可能性があります。そのため、まずは自分の家族が腎臓の病気やがんを患っていないかを確認し、定期的に健康診断などでがんが発生していないかを確認する習慣を持ちましょう。腎臓がんを一度発症すると、再発する可能性は十分にあります。数年ののち再発することもあるので、定期検診が欠かせません。再発後は、状態に応じた治療を行い再度根治を目指します。

