
■母親の愛か、罪か――?子どもたちのために危険な世界へ

本作は、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞『ミッドナイトスワン』の内田英治監督による“真夜中シリーズ”第2弾。
借金取りに追われ、2人の子どもを抱えて東京へ逃げてきたシングルマザー・永島夏希(北川景子)。明日食べるものにさえ困る生活の中、偶然ドラッグの密売現場に遭遇した彼女は、子どもたちのために自らも売人になることを決意する。
そんな夏希の前に現れたのが、孤独を抱える格闘家・芳井多摩恵(森田望智)。「守ってやるよ」とボディーガード役を買って出た多摩恵と危険な世界でタッグを組むことに。多摩恵に密かに想いを寄せる幼馴染・池田海(佐久間大介)は、2人の行く末を心配しながら見守る。一方、街の麻薬密売の元締め・サトウ(渋谷龍太)との関わりが、2人の運命を大きく狂わせていく。そして、ある女子大生の死をきっかけに、すべてが動き出す――。


北川さんは夏希について「1人で2人の子を育てる母親。子どもが餃子を食べたいと言ったら何としてでも手に入れようとしたり、バイオリンを習いたいと言えば何とか習わせようとする。とても一生懸命で愛に溢れるいいお母さんです」と語り、「私も子どもが2人おりますので、とても共感できました」と母親としての共感を明かした。
劇中では関西弁を披露している北川さん。「観客の皆さん的には関西弁の“べらしゃべり”は初めて聞くと思うので新鮮かもしれません」と見どころを挙げた。

■Snow Man佐久間大介も驚く!北川景子の“怖い”演技力

大学生の娘の素⾏に悩む総合病院の院⻑夫人・星崎みゆき役の田中麗奈さんが北川さん演じる夏希に感情移入して号泣したことを報告すると、佐久間さんが「景子さんは切り替えがすごい」と証言。北川さんは「全然重い気持ちにならなかった」とケロリとした表情を見せた。
さらに森田さんも「泣く直前までケラケラと喋っていてスタートした瞬間、ウワーと泣かれてカットがかかってまたケラケラとなるタイプ。それが何回もできるから…本当に怖いなと思った」と北川さんの演技力を絶賛。光石さんが「女優は怖い」とポツリと呟くと、会場は爆笑に包まれた。

■森田望智、役作りで7キロ増量「首がなかった」

森田さんは、役作りの一環で7キロも増量したという。北川さんが「体の大きさが今と違う」と驚くと、森田さんは「そうです。当時は首がなかったです。撮影中もお肉とお米ばかりを食べていて、痩せないように寝る前にステーキを焼いて食べたりして」と明かし、会場をどよめかせた。
多摩恵が所属するジムの会⻑・多田真司役の光石さんも「前にお会いしたときと体形が違うのでごあいさつをいただいたときに『え?誰ですか?』という感じでした」と森田さんの変貌ぶりに目を丸くしていた。

■佐久間大介、内田監督から“クリスマスプレゼント”

佐久間さんは、内田監督のおしゃれさを絶賛。撮影中に内田監督が着用していたジャージを「欲しいです!ください!」と褒めたところ、翌日新品をプレゼントしてくれたという。
「それを僕はいまだに履いています。ちょうどクリスマス時期だったので、僕にとって内田監督はサンタクロースだと思っています」とジョークで笑わせ、「前回出演した内田監督作のキャラとは違って、今回はより自然なセリフを研究して演じたので、それを見ていただけるのが楽しみ」と期待を込めた。
■SUPER BEAVER渋谷龍太、俳優デビューで北川・森田・佐久間に感謝

演技初挑戦となったSUPER BEAVERの渋谷龍太さんは、「撮影が終わるまで『本当に俺が出ていいのか?』とずっと思っていました」と緊張していた様子を振り返った。
共演した北川さん、佐久間さん、森田さんに最敬礼で「緊張して5時間くらい同じ場所に座っているような僕を解きほぐして、場の空気になじませてくださったのが印象的。お芝居が楽しいなと思えました」と感謝。佐久間さんは俳優・渋谷さんの存在感を「圧倒的な迫力」と称賛した。

■“もう1つの顔”は?北川景子「ライブで熱唱」

主人公・夏希の“昼は母親、夜はドラッグの売人”という2つの顔にちなんで、「自分が“もう1つの顔”を持てるとしたら、どんな顔?」というお題にそれぞれが回答。
内田監督は「非情な顔」、渋谷さんは「噺家」、佐久間さんは「内田監督」と答える中、北川さんは「ライブで熱唱」、森田さんは「歌手」、光石さんは「ミュージシャン」と、歌で自己表現する“もう1つの顔”に憧れていることが判明した。
北川さんは「私は歌がとても苦手で人前で歌うとかもやったことがない。カラオケに行ってもタンバリン担当。お客様の前で歌えて自分を表現できたら気持ちがいいだろうなあと思って」と解説。劇中の北川さんの歌唱シーンについて、渋谷さんと佐久間さんが「ものすごい!本当にすごい」「パワーが違う!」と絶賛するも、北川さんは「あれは技術とかではないから。魂でやっています」と照れながら恐縮していた。






■北川景子「誰かをギュッと抱きしめたくなる作品」

最後に北川さんは「この映画には親子、家族、友情、いろいろな愛の形が描かれています。人は1人だけではできないことも、誰かを愛したり愛されたりすることで普段湧いてこないような力が湧いてきたりして、できないことが成し遂げられると思いました」と作品への思いを語った。
「愛の力が人間を突き動かして、その先には自分でも思ってもいなかった未来が見えてくる。そんな作品だと思います。この作品を観たあとに誰かをギュッと抱きしめたくなったり、自分の大切な人をあらためて思い返したり、そんなきっかけになってくれる作品になるのではないかと思います」と呼び掛けた。
映画『ナイトフラワー』は2025年11月28日(金)より全国公開。エンディングテーマは世界的ピアニスト・角野隼斗さんの『Spring Lullaby』が彩る。
映画『ナイトフラワー』作品概要
原案・脚本・監督:内田英治
音楽:小林洋平
エンディングテーマ:角野隼斗『Spring Lullaby』(Sony Classical International)
出演:北川景子、森田望智、佐久間大介(Snow Man)、渋谷龍太、渋川清彦、池内博之、田中麗奈、光石研
製作:『ナイトフラワー』製作委員会
配給:松竹
(C)2025『ナイトフラワー』製作委員会
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