「卵巣がんの症状」についてよくある質問
ここまで卵巣がんの症状を紹介しました。ここでは「卵巣がんの症状」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
卵巣がんの初期症状について教えて下さい。
木村 香菜(医師)
卵巣がんの中で最も多い上皮性腫瘍の場合、初期の段階ではほとんど症状がないことが多いです。進行すると、腹水や便秘・頻尿、食欲不振などが現れることがあります。
卵巣がんを疑うおりものの特徴はありますか?
木村 香菜(医師)
卵巣がんでは、子宮頸がんのようにおりものが出るといった症状は少なく、特徴的なおりものはありません。
卵巣がんの末期症状の余命はどれくらいでしょうか?
木村 香菜(医師)
卵巣がん末期の状態とは、卵巣がんが肺や肝臓などの他の臓器にも転移した状態と考えられます。末期症状としては腹水や胸水がたまることによる腹部膨満や呼吸困難感などがあります。遠隔転移がある場合はステージIVの卵巣がんであり、その5年生存率は27.1%です。逆算すると、ステージIVの卵巣がんの場合、余命が5年以内の方が全体の72.9%であると言えます。
編集部まとめ
卵巣がんは初期段階では無症状のことも多く、お腹が膨らむなどの症状が出た場合にはすでに進行している場合があります。
今回の記事でご紹介したように、家族に卵巣がんや乳がんの方がいる場合には、注意しましょう。また、婦人科系の病気をお持ちの場合にも、定期的に医療機関を受診するようにしましょう。

