猫にさつまいもを与えるときの注意点
加熱する、皮は取り除く
生のさつまいもは消化が悪く、胃腸に負担をかけます。加熱することで消化しやすくなるので、ゆでたり、蒸したりして柔らかくしてから与えましょう。さつまいもの皮も消化しにくく、下痢や嘔吐の原因になる可能性があります。皮をむいたさつまいもを与えましょう。
健康な猫に少量与える
腎臓の機能が低下している猫にさつまいもを与えると、さつまいもに豊富に含まれるカリウムを上手く排出できず、体内に蓄積してしまうことがあります。
カリウムが蓄積すると心臓にも負担をかける可能性があります。腎臓の機能が低下している猫には与えないようにするか、事前に獣医師に確認してください。
さつまいもは糖質を多く含んでいるので、与えすぎると肥満や糖尿病の原因になる可能性があります。1日10g程度までにしておきましょう。のどに詰まらせないように小さく切ったり、すりつぶしたりして与えてください。
猫の体調を観察する
初めてさつまいもを与える場合は、ごく少量にして、猫の体調に異変がないか観察をしましょう。下痢や嘔吐、体をかゆがるなどの異変が見られたら、さつまいもを与えるのをやめて動物病院を受診してください。
まとめ
さつまいもには猫の健康維持に必要な栄養素が入っています。もし、猫にさつまいもを与える場合は、加熱する、皮をむく、少量与える、様子を見るといった注意点を守りましょう。

