(※1)日本ABC協会発行社レポート(2024年7月〜12月)
今後増加していく介護シーン、介護する側・される側双方の視点は?
ハルメク 生きかた上手研究所は、シニアのインサイトについて調査・分析を行っています。
2025年に団塊世代が後期高齢者となり介護シーンが今後増加していくことから、今回は介護される側・介護する側両方の観点から介護場所、利用サービスなどについて調査を実施しています。
自分が介護される場合、生活を送りたい場所のトップは「自宅」で約4割

自身の介護が必要になった際に生活を送りたい場所1位は「自宅」で約4割。「考えていない・わからない」は若いほど割合が高い傾向がありました。

一方、家族の介護が必要になった際に生活を送ってもらいたい場所1位は「介護施設」で約7割。年代による差が大きく、50代は約10ポイント以上全体より少なく、その分「自宅」が多い結果となっています。

自身の介護は主に「ヘルパーなどの第三者」にされたいという回答が62.2%で1位。次いで「配偶者、パートナー」「自分の娘」。年代が下がるとその傾向は弱くなっていて、50代では「配偶者、パートナー」の割合が高くなっています。
