50代はAI介護に期待? 自分が介護される側になったとき利用したいサービスは?

介護経験者は備えの意識が高く、外部サービスへのありがたみも感じている

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自身が介護状態にならないためにしていることは、食事・運動・健康診断が6割超。ほとんどの項目で「介護経験あり」の方が割合は高く、特に健康診断は約9ポイントの差が付いています。

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介護のために備えていることは「貯蓄などによる経済面での備え」が1位で57.2%。全項目で「介護経験あり」の割合が高く、「家族と介護方針などについて話し合う」は約13ポイント高くなっていました。

介護経験者に聞いた体験談では、辛かったことや大変だったこと、後悔していることが多い一方で、外部サービスや周囲の人たちへの感謝の声もみられました。

介護体験談(自由回答抜粋)

・夜中に尿意のために起こされることが辛かったです。いつまで続くか不安になりました。(74歳)
・実母の介護が必要となり、兄との介護方針に差異があった。母も私たちに気を遣い、どちらの意見にも合わせ本心が分からず、最期は「ありがとう」と言葉は聞けたが、これで良かったのかなぁと今でも思う事があります。(68歳)
・実母は父の他界後1人暮らしになったので週1で私が通っていました。ホームヘルパー、デイサービス、配食サービス、訪問看護をお願いしていました。 コロナをきっかけに私の家に同居しました。認知症が進んできたことで、主治医の勧めがあり、現在はグループホームにお世話になっています。同居中はデイケアとショートステイを利用していました。主治医が認知症を専門にしていたことが心強かったです。現在のグループホームは週に1回面会に行っていますが、皆さん明るく笑顔が絶えない雰囲気なのでプロの介護は適切で良かったと思っています。(70歳)
・主人がステージ4で最期まで見届けましたが、ケアマネージャーの方が親身になって相談に乗ってくださり、すぐに来てくださって助かった。(76歳)
・いろいろ大変なことはあったが、自宅訪問医療の先生や看護師の方々、ケアマネージャーおよびデイケアの方々が心を込めてサポートしてくれたので、満足な介護ができたと思う。(69歳)

配信元: マイナビ子育て

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