【闘病】なぜ私が『急性白血病』に… 身に覚えのない「あざ」が最初の異変だった

【闘病】なぜ私が『急性白血病』に… 身に覚えのない「あざ」が最初の異変だった

病気が新たな夢を生んだ

病気が新たな夢を生んだ

編集部

現在の体調や生活はどうですか?

出口さん

2020年8月の通院で、治癒(一区切り)を迎えました。今は、体調も全く問題なく元気に過ごしています。健康に対する意識は以前より非常に高くなり、体調に少しでも異変を感じたら病院に行くようにしています。

編集部

医療従事者に期待することはありますか?

出口さん

治療中、病院の主治医や看護師さん、臨床心理士など、皆さんが本当に心に寄り添ってくれました。感謝しかありません。白血病の場合、治療期間が長く、無菌病棟という特殊な閉鎖空間での闘病になります。患者さんのストレスもたまりやすいので、医療の現場は激務だと思いますが、引き続き、心に寄り添った治療を期待しています。また、多くの白血病患者を救うことができるよう、新薬の開発も期待しています。

編集部

出口さんのこれからの目標や夢などありましたら、教えてください。

出口さん

白血病を経験して以降、自分の闘病経験と、気持ちをいかにプラスに切り替えて治療に励んできたか、その術を伝えていきたいという想いがありました。そこで今年(2025年)の3月、20年勤めた公務員を退職し、メンタルコーチとしての活動を始めました。病で苦しむ闘病者を支えるのはもちろんのこと、日頃マイナスに考えてしまいがちなお子さんや若手職員などを対象に、気持ちの切り替え方などを講演やオンライン相談を通じて伝えていきます。すでに地元の高校などでも講演をおこない、好評の声をいただくことができました。

編集部

最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。

出口さん

白血病に限らず、異変を感じたら病院を受診し、早期発見できるようにすることが大切です。それでも、もし治療を要するとなったら、治った後の姿をイメージし、成功を信じ続けてください。そして、自分のためだけに頑張ると必ずしんどくなるので、待ってくれている人たちを喜ばすために治すという気持ちを持って挑むと、力が湧いてきます。1度きりの人生、いつ何が起こるか分からないので、1秒1秒を大切に、そして生きるために支えてくれている周りの人たちへの感謝を忘れずに過ごしてほしいと思います。

編集部まとめ

抗がん剤の副作用や無菌室での孤独な闘病。そんな苦しい環境の中で、出口さんは周りへの感謝を糧に闘い続けました。病に負けないという強い前向きな姿勢は、時に奇跡を起こすのだと感じられるお話でした。病気を乗り越えただけでなく、新たな夢を見つけさらに前進し続ける出口さんのご活躍を期待しています。

なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。

今村 英利

記事監修医師:
今村 英利(タイムルクリニック)
※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。

配信元: Medical DOC

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