
東急不動産は11月15日(土)~16日(日)、宮城県気仙沼市の魅力を体験できるイベント「つながる気仙沼マルシェin代官山」を開催する。
気仙沼市のかつお溜め釣り漁350周年を記念した、食体験を通じて地域文化を堪能できるイベントで、市自慢の商品販売のほか、「戻りかつお」の試食、じゃんけん大会など多彩な企画が目白押しの2日間となっている。
代官山で気仙沼の魅力を体験
宮城県気仙沼市は、生鮮かつお水揚げ量が28年連続日本一で知られるかつおの産地である。その礎には、1675年に伝来した漁法・溜め釣り漁があり、現在も気仙沼市の重要な産業と食文化を支えており、今年で伝来から350周年を迎える。この節目の年を記念して、東急不動産は気仙沼市および気仙沼物産振興協会と連携して、「つながる気仙沼マルシェin代官山」を開催する。

会場となるのは、東京都渋谷区にある「TENOHA代官山」だ。

地域共生の活動拠点として東急不動産が全国6か所の事業地で展開する施設で、それぞれの地域に寄り添い、地域の課題や特性・ニーズに合わせた取組みを実施。「TENOHA代官山」は、東急不動産の環境・サステナビリティの取組みを発信する情報拠点となっている。
気仙沼市の魅力をグルメや体験を通じて、地域同士のつながり創出を目的とする今回のイベントでは、かつお溜め釣り漁350周年にふさわしい、気仙沼市自慢の商品がズラリと並ぶ。
気仙沼市の水産加工品は「一本釣りかつお漬け」「秋刀魚昆布巻」「ほやドレッシング」など。地域物産品では「クラフトビール」「鮫皮商品」や、気仙沼市の人気のご当地キャラクター「海の子 ホヤぼーや」のグッズなどが販売される。また、気仙沼市が誇る秋の味覚「戻りかつお」をはじめ、新鮮な海の幸を味わえる試食会も楽しめる。
このほか、ホヤぼーやと一緒に記念撮影ができる「ホヤぼーや握手・写真撮影」、地場産品が当たる「ホヤぼーやじゃんけん大会」や「ふりかけ作り体験」と、大人から子どもまで楽しめる内容となっている。いずれの企画も、予約不要で参加可能。先着順または売り切れ次第終了となるので、気になる企画があれば早めの来場がおすすめだ。
人々の強さと知恵の継承
350年前におよぶ、溜め釣り漁法の歴史は、単なる漁法の継承にとどまらず、海と共に生き、幾多の災害を乗り越えてきた気仙沼の人々の強さと知恵の証でもある。
しかし今、その「かつおのまち」である気仙沼市に異変が起きているという。2025年は、かつおを北上させる黒潮の流れの変化や、東北近海への来遊量の減少などの影響で、水揚げ量が大幅に減少した。菅原茂市長も、「29年連続を目指す生鮮かつおの水揚げ量・日本一達成が『厳しい状況』」と発表している。地球温暖化による気候変動が、地域の産業や伝統文化にも影響を及ぼしているのだ。
「つながる気仙沼マルシェin代官山」では、かつお漁を飛躍的に発展させた溜め釣り漁法の伝来350周年を祝うとともに、地球温暖化による日本の食文化と地域伝統の危機を、多くの消費者と共に知り・つながり・支え合うことで、持続可能な地域共生・地域課題解決につなげていくことを目指している。
