『長毛猫』と『短毛猫』ではお世話が変わる!それぞれに気をつけるべき5つのポイント

『長毛猫』と『短毛猫』ではお世話が変わる!それぞれに気をつけるべき5つのポイント

1. ブラッシング頻度

ブラッシング

被毛の長さが変われば、毛量も変わります。長毛猫と短毛猫のお世話で最も大きく異なるのがブラッシングの頻度です。

長毛の猫は毎日のブラッシングが欠かせません。長毛猫は抜けた毛によって毛玉ができやすく、そのまま放置すると皮膚が引っ張られて痛い思いをしたり、肌荒れなどのトラブルの原因になります。換毛期には、アンダーコートトリマーなどを使って、1日に2回は抜け毛を取り除きましょう。

一方、短毛猫は抜けた毛の落ちやすさから、通常なら一日おき程度でも問題ありません。ただし、換毛期には抜け毛の飲み込み防止として、ブラッシング頻度を増やしましょう。スリッカーブラシなど、毛の奥まで届くものを選ぶとスッキリしやすくなります。

2. トリミングの必要性

全身カット

長毛猫は暑さ対策や毛玉対策として、定期的なカットや部分トリミングが必要になることがあります。暑さについてはエアコンでも対応できますが、毛玉は注意が必要です。こまめにブラッシングをしても、足の付け根、首回りなど摩擦の多い部分には小さな毛玉ができやすいためです。

また、長毛種ほどお尻周りの毛が汚れることがあります。トイレ後を観察していて、汚れるようであれば、必要に応じてお尻周りの毛を定期的に短くカットすると良いでしょう。

短毛猫は基本的にトリミング不要ですが、高齢や肥満で毛づくろいが不十分な場合には、毛が絡んだりお尻が汚れやすくなることがあるため、必要に応じた対応が必要です。

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