『長毛猫』と『短毛猫』ではお世話が変わる!それぞれに気をつけるべき5つのポイント

『長毛猫』と『短毛猫』ではお世話が変わる!それぞれに気をつけるべき5つのポイント

3. 抜け毛対策とお掃除方法

掃除機どかない猫

短毛種と比べると長毛猫の抜け毛は平常時でも量が多く、ふわふわな毛質から、家具や衣類などに付着しやすくなります。また、短毛猫の抜け毛は短い分、カーペットや布製品の繊維の奥に入り込みやすいという特徴があります。

基本的な対策としては、こまめなお掃除が一番です。空気清浄機や吸引力の高い掃除機、ウェットシートを使用したフローリングワイパーで取り除くようにしましょう。カーペットなどに入り込んだ毛は、粘着ローラーやゴム手袋をしてかき集める掃除が効果的です。

抜けた猫の毛をそのままにしておくと、ほかのホコリや花粉などを吸着し、アレルギーやぜんそくの原因となることがありますので、抜け毛の清掃はブラッシングと同じくらい大切です。

4. 定期的なシャンプー

シャンプーしてさっぱりした猫

猫は基本的にシャンプーの必要はないといわれていますが、あくまでもそれは短毛種のこと。短毛猫は毛玉もできにくく、毛についた皮脂も広がりにくいため、汚れが気になるときだけ年1〜2回程度のシャンプーでも十分です。

一方で長毛猫は、被毛が密集して生えているため、毛づくろいで取れなかった皮脂や汚れが毛の間に溜まりやすい傾向があります。猫が毛づくろいをしても皮膚全体を舐めるわけではないので、1〜2ヵ月ごとの定期的なシャンプーをしましょう。すでに毛玉がある場合は、かえって悪化してしまったり、乾かなくなってしまうことがあるので注意が必要です。

もちろん、濡れることを嫌がる猫も多いので、ドライシャンプーや蒸しタオルで拭き取るだけでも良いでしょう。ただし、皮膚疾患がある場合は、獣医師と相談して頻度を調整してください。

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