愛犬を置いて出かけるときの飼い主の心得

留守番を特別なことにしない
まだ飼い主さんとの生活に慣れていない犬や、飼い主さんの生活スタイルが変わったばかりのときは、犬が留守番を不安で特別な出来事に感じても無理はありません。留守番を日常化し、安心感を与えましょう。
留守番の練習をして早く慣れてもらうのも一案です。同時に、できるだけ気付かれないようにあっさりと出かけましょう。トイレに行くように、いつの間にか出掛けていつの間にか帰宅していたと感じるくらい、自然に振る舞うのです。
「置き去りにされない」と信頼してもらう
飼い主さんが思っている以上に、犬が置き去りにされたり捨てられたりするのを怖がっている場合があります。保護犬を引き取った場合などに多いケースです。飼い主さんが想像もできないような、深いトラウマを抱えている犬もいるのです。
そういった犬には、早く飼い主さんを信頼してもらうことが最優先です。時間はかかりますが、スキンシップや留守番の練習などを根気よく続け、「どんなに遅くなっても、飼い主さんは必ず帰ってくる」と信頼してもらえるようになりましょう。
飼い主自身が愛犬の感情を煽らない
ときどき、飼い主さんが愛犬の感情を煽っているケースがあります。不安な犬に対して、「行ってくるね。寂しいけど、お留守番していてね。」などと声をかけ、いつまでも撫でたり頬擦りしたりしてはいませんか。
また、興奮気味の犬に対して、「お留守番寂しかったねぇ。いい子だったねぇ。」などと声をかけながら、必要以上に長く抱きついたりしてはいませんか。こういった行為は、愛犬の不安や興奮を煽ってしまいます。
強い不安や興奮はストレスとなり、愛犬の体に強い負荷をかけてしまいます。愛犬がお見送りやお出迎えしてくれているときは、飼い主さんご自身が冷静に落ち着いて行動するように心がけましょう。
まとめ

昔はよく見送りや出迎えに来てくれて、かわいい声で鳴いたり飛びついたりしてくれていたのに、最近はシラーっとしていて寂しいと感じているのであれば、それは愛犬との間にしっかりとした信頼の絆が結ばれた証です。
知らんぷりしているようでも、目では飼い主さんの姿を追っていたり、耳は飼い主さんの方向に向いていたりするものです。見守りカメラなどを活用し、帰宅時の愛犬の様子をこっそり確認してみると、目や耳、しっぽなどでお見送りやお出迎えをしてくれていることが分かり、改めて愛犬の愛情を感じられるかもしれません。

