「なんでこんなに飲んじまったんだ!」妊娠中に膀胱炎の薬を飲んだら産婦人科医が激怒…検査結果は!?

「なんでこんなに飲んじまったんだ!」妊娠中に膀胱炎の薬を飲んだら産婦人科医が激怒…検査結果は!?

人気マンガ家の和田さんは、気の利かないことにかけては定評のある夫、まじめで怖がりの長女、良くも悪くもマイペースな次女、そして高校生のとき、友だちから「和田って、丸顔っていうか四角顔だよね」と言われたという和田さんの4人家族。そんな和田さんが初めての妊娠&育児中に起きた“ママならぬ日々”を綴ったエッセイマンガです。


妊娠がわかる前にかかった膀胱炎で、妊娠中は避けたほうがよい薬を服用してしまった和田さん。大急ぎで産婦人科を探し、やっと受診することができました。ドキドキの初診の結果は……?

産婦人科医が激怒!?調べてもらうと…

育児日記(4コママンガ)


和田さんはいくつもの病院に問い合わせを重ねた末、やっと産婦人科を見つけることができました。初診で医師に診てもらったところ、服薬について怒られてしまいました。その後、医師に薬について調べてもらった結果、「危険な薬ではないから大丈夫」と言われ、ようやく安心できたのでした。



妊娠中の服薬は、おなかの赤ちゃんに影響を及ぼすことがあります。赤ちゃんへの影響を最小限にするためにも、市販薬を含め、薬の服用については必ず医師に相談しましょう。ただし、「妊娠中だからすべての薬がダメ」というわけではありません。


妊娠前から服用している薬がある場合は、治療を担当している主治医と産婦人科の両方に相談することが大切です。医師同士が連携することで、妊婦さんと赤ちゃんの健康をより安全に守ることができます。また、不安が続くときは「妊娠と薬情報センター」などの専門窓口に相談してみるのもひとつの方法です。


「妊娠と薬情報センター」は厚生労働省の事業として国立成育医療研究センター内に設置されており、妊娠中の薬物治療に不安を抱える方の相談窓口になっています。利用する際は、まずHPにある「全国の拠点病院」を確認し、Web問診票システムに進んでください。入力が完了すると「相談方法のお知らせ」というメールが届きますので、記載された拠点病院の予約方法にしたがって「妊娠と薬外来」の予約を取りましょう。
ひとりで抱え込まず、周囲に相談しながら少しずつ安心を積み重ねていきたいですね。


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監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。

著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江

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