
King & Princeの永瀬廉が9月20日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ/Huluでも配信)で青山学院大学の陸上競技部の寮を訪問。寮で暮らす選手たちの手作りご飯を味わった。
■青山学院大学・陸上競技部の寮に潜入
永瀬が究極のご飯のお供を探す「永瀬廉の潜入!寮ごはん」。第15弾となる今回は、東京・町田にある青山学院大学の学生寮・町田寮を訪問した。
冒頭、学生を見つけた永瀬は「ユニホームを着てらっしゃいます」と近づき、4年生の黒田さんと佐藤さんに迎えられた。彼らのユニホームを見ても気付かない永瀬に、スタッフが「青学と言えば?」とヒントを出すと、「駅伝?」と回答。佐藤さんから青山学院大学陸上競技部の学生寮であることが明かされた。
陸上競技部長距離ブロックに所属する部員の全員が寮生活を送っていると聞いた永瀬は、「この寮ってどのくらいの人が住んでいるんですか?」と質問。佐藤さんは、新入生全員と2~4年生の主力メンバー25人の40人が住んでいることや、相模原にある第二寮には記録が伸びない選手やけがをしている選手が住み、半期に一度入れ替わりの制度があることを紹介した。
町田寮にはトレーニングルームやマッサージ部屋の他、朝晩の食事を提供するシェフが常駐。シェフの鶴貝さんは2021年卒のOBで、卒業後に料理の勉強をして町田寮に戻ってきたと語る。
鶴貝さんから、マヨネーズをご飯にかけて食べる選手がいるので直してほしいとお願いされた永瀬は、「誰やそんなことするやつ」と呼びかける。一人の選手が名乗り出たが、永瀬は「めちゃくちゃうまいよな(笑)」と共感していた。
■永瀬廉が選手たちの部屋を訪問
寮ご飯では、寮長を務める4年生の佐藤さん、2年生の橋本さん、同じく2年生の黒田さんの3人が手作り料理を振る舞うことに。料理に取り掛かる前に、永瀬がそれぞれの部屋を訪れた。
佐藤さんの部屋では、1年生の村岡さん、田中さんも待機。永瀬が「何してるの?溜まって」と普段の様子を聞くと、恋愛話をしていると佐藤さん。村岡さんによれば、佐藤さんに彼女ができたのではないかといううわさがあると告白。永瀬がその理由をたずねると、タイムが伸びると彼女ができたと疑われる“青学陸上部あるある”なんだそう。
続いて、2年生の橋本さんとは車の話題で盛り上がった他、橋本さんがハマっているスパイスにも触れた。部員の中で一番料理に自信があるという橋本さんは、キーマカレーグラタンを作った。
永瀬が、橋本さんのスパイスについてまとめたノートを見つけるなり、「今日のスパイス、腸の働き助ける系のやつでいってよ」とリクエスト。橋本さんから辛さを調整してほしいとスパイスを渡され、さらに永瀬がバーナーでチーズをあぶるなど協力しながら料理を仕上げた。
得意のけん玉を披露したのが1年生の黒田さん。ファンからけん玉をプレゼントされたこともあるのだそう。永瀬も「俺もよくやんねん」と明かし、「友達と飲んで酔っぱらっているときにけん玉をする。これで乗せられなかったらちょっと飲もうよって」とプライベートエピソードを披露した。
■永瀬が選んだNo.1寮ごはんは?
佐藤さんの納豆キムチ天ぷら、橋本さんのキーマカレーグラタン、黒田さんのまぜそばの3品を食した永瀬。結果を発表する前に、永瀬は「ドラムロール」とささやき、3人によるドラムロールをバックに、橋本さんのキーマカレーグラタンをナンバーワンに選んだ。
ロケを振り返って、永瀬は「練習の大変さだったり細かいところのルールまで自分たちでしっかり律してそれをチームプレーにつなげてるっていう、そういうところがすごいと思った」と選手たちの奮闘ぶりを称賛した。
■選手たちと打ち解けるフランクさが永瀬の魅力
今回、各部屋を訪問した際に、永瀬は床に座ったり選手の隣に座ったりと、目線を合わせながらまるで学生のようにトークを交わしていたのが印象的だった。
彼へのリスペクトがあり、その場にすっとなじむフランクな姿勢と、飾らない軽快なトークがあるからこそ、選手たちも身をゆだねるようにしてさまざまなエピソードを披露してくれたのではないだろうか。
自身のエピソードを挟んで笑いを誘いつつ、相手の話にもしっかりと耳を傾ける。そのさじ加減が「永瀬廉の潜入!寮ごはん」の面白さや魅力につながっているのだろう。
◆執筆・構成=柚月裕実

