すぐるさんは、妻帯者であることを隠し、「山田カイト」という偽名を使ってまゆかさんと不倫をしています。
まゆかさんから妊娠を告げられたすぐるさんでしたが、不倫関係を継続するため半ば強引に出産を断念させます。ところが数カ月後、まゆかさんから子どもを諦めていなかったと知らされたすぐるさん。まゆかさん宅へ駆けつけると、そこには妻・はるかさんが待ち受けていました。なんと一連の妊娠騒動は、夫の不倫を知ったはるかさんがまゆかさんに持ちかけた狂言だったのです。
はるかさんは、偽名を使って不倫していたという事実をすぐるさんに認めさせ、その場で離婚届にサインさせました。
ある1通のメールで事態が急転
1カ月後、妻との離婚が成立。はるかとまゆかに一括で慰謝料を支払い、俺はひとり暮らしを謳歌していたのだが……。





















すぐるさんにとって救いだったのは、上司以外に離婚したことが知られておらず、以前と何ら変わりなく働けているということでした。
しかしある日、音声データが添付された1通のメールが会社に届きます。
その音声データとは、はるかさんによって偽名不倫を認めさせられたときのものだったのです。さらにそのデータは上司にも送付されていたようで、すぐるさんは会議室に呼び出されてしまいます。
上司から偽名不倫のことを追及され、暗に退職をほのめかされました。追い詰められたすぐるさんは、今月いっぱいで会社を辞めることになったのでした。
一気に窮地に立たされてしまったすぐるさん。音声データを会社に送ったのが誰なのかはわかりませんが、その相手がすぐるさんを深く恨んでいるというのは確かです。その相手は、すぐるさんが社会的制裁を受けることこそが、偽名不倫への報いだと考えたのかもしれません。
「なぜこのような事態になってしまったのか」「なぜこれほどまでに恨まれてしまったのか」すぐるさんは、自分のこれまでの行いを省みて考えるべきですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター 虹丸
