意外に関心が高いミスドの「箱デザイン」
魅力的な期間限定商品が話題を呼ぶミスタードーナツですが、消費者の関心は箱のデザインにも集まっています。
3月にミスタードーナツの55周年記念で配布された箱は、赤色と白色を基調としており、ブランドアンバサダーの俳優・今田美桜さんが「ミスド集合で」と呼びかけるデザインでした。ただ、利用客からは「絶対欲しい! 箱だけでもほしい」「最高すぎるーー! 明日行けないから明後日行こうかな」と肯定的な声が見られた一方で、「久しぶりにミスド買ったら鬼ダサパッケージになってた」「これは持ち歩きたくない」といった否定的な声も寄せられるなど、賛否両論となりました。
ボックスが登場したのは1981年ごろ
1971年の日本上陸当時、ミスドが提供していたパッケージはボックスではなく、持ち手になる部分に穴を空け、裏からボール紙で補強したものでした。ミスドの公式Facebookによると、当時パッケージもアメリカから輸入する予定でしたが、クルマ社会ではなかった日本では「箱より持ち手のついた袋が便利」と考え、このパッケージにいたったといいます。広報担当者は「当時はファッション業界の一部でしか採用されていない先端的なデザインだった」と自信を見せました。
1981年ごろにはボックスが登場。当時販売されていた飾りがキレイなファンシー商品は、丁寧に詰めても紙袋では型崩れするためボックスが開発されたといいます。形はケーキ店のボックスのようで中には1個1個収められる仕切りがあり、箱を組み立てるときに自動的に仕切りも立ち上がる「画期的なもの」だったということです。
1983年から2000年代初頭にかけては、一部店舗に導入された有料パッケージを前身とするオシャレなボックスが提供されました。広報担当者によると、ボックスはクラフトの素朴な風合いとデザインが画期的で、当時大きな注目を浴びたといいます。人気イラストレーターのペーター佐藤さんや原田治さんの作品が使用されたボックスは、主にこの時代のものだと言えるでしょう。

