いがらしみきお先生の想いが実現
原作者のいがらしみきお先生からは、展覧会開催にあたって次のようなメッセージが寄せられています。
「16年前にはじめて韓国へ行って以来、ぜひ韓国で原画展をやりたいと思っていましたので、連載40周年の年に「ぼのぼの特別展」を開催できることは、まさに夢の実現のような出来事です。これを機に韓国のみなさんにますます「ぼのぼの」の世界に親しんでいただけることを願っています。」
長年の夢が結実した本展は、作家の情熱と韓国ファンへの思いが詰まった特別な展覧会となります。
韓国で深く愛される『ぼのぼの』
『ぼのぼの』は1995年に韓国のアニメ専門チャンネル「Tooniverse(トゥーニバース)」で放送され人気を博し、MZ世代には思い出のアニメとして深い印象を残しました。2016年からの新作アニメを通じて、10~20代の若者にも癒しを与えるキャラクターとして定着しています。
特に、2017年に出版され10万部以上を売り上げた『ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに(キム・シンフェ著)』が韓国出版市場に大きな反響を呼び、ぼのぼのは韓国内で第2の全盛期を迎えました。2024年以降は株式会社ロッテホールディングスとのキャラクターライセンス契約により、5回の単独大型ポップアップストアが成功を収めるなど、その人気は今なお広がり続けています。

