主人公のツバサは鉄道好きで妻と娘と3人暮らし。育児より趣味を優先することが多く、妻に怒られ趣味を禁止されてしまいます。腹痛だと妻にウソをつきトイレで模型を作ったことがバレ、妻は娘を連れて実家へ。妻は父に「子どもの世話をするのはお前の役目だ」と怒られ、妻は家に置いてもらうために夫に謝罪し趣味を認める発言を。ツバサは困惑しつつも3人での生活が再びスタートし…。
「いやぁ今日もいい写真が撮れた♪」
友人たちと趣味を満喫したツバサ。夕方になり飲みに誘われ「家族がいるから」と断りますが「子どもなんて寝てるだけだろ」「鉄道談義しよう」と言われ「1杯だけ」と心に決めて飲みに行きます。
しかし、楽しく話しているためノゾミからの連絡に気づきません。お店を出たころにも着信があり、ほろ酔いで出ると…。
「すみません、すぐ行きます!」緊急の連絡にツバサは走り出し…


















飲み会の帰り際、お義母さんからの連絡で走り出したツバサさん。行き先は病院でした。ノゾミさんは病室にいると聞き、ドアを開けると酸素マスクをつけて意識がない様子。倒れた拍子に頭を強く打ってしまったのでした。
ツバサさんは飲み会に夢中になり、ノゾミさんから何度も着信があったのに気づいていませんでした。もし夕方に帰って家族と一緒にいたら、ノゾミさんは大変な状況にはなっていなかったと思います。一方でノゾミさんも、過労で倒れるほど追い詰められる前に誰かに頼ることができたら違っていたかもしれません。それができたら簡単なことなのですが、まずはお互いが話し合い、夫婦で協力し合うことが大切ですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター よういち

