この人をこれ以上信用できない…
「じゃ、私は子どもたちと実家に戻って1泊するようにするね。ゆっくりしてきて」
私はまるで何も知らない妻のようにふるまいました。
そして不倫旅行に行く日の朝、正勝はみちるとみゆに「パパすぐ帰ってくるからいい子にしてるんだぞ」と笑顔で言い聞かせ、娘たちは無邪気に「いってらっしゃい」と手を振っていました。
その姿を見て、私の心は決まりました。もう、この男は信用できない。私は、この子たちの父親を、これ以上は許せない。
あとがき:見せかけの「平和」の終わり
夫が妻を愚弄する瞬間がここにあります。さゆりが浮気を知っていると分かっていながら、平然と愛人との旅行を計画する正勝の神経は、もはや理解の範疇を超えています。彼にとってさゆりは、子どもたちの世話と家庭の維持のためだけに存在している妻、と見下されているようにも感じられます。さゆりが感じた「深い絶望」こそが、彼女を立ち上がらせる原動力となりました。「この男は信用できない」という確信は、彼女にとっての新たなスタートラインです。嵐が近づく中、この旅行こそが、二人の関係に終止符を打つ舞台となる予感がします。
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

