
辻希美が11月7日に、家族と子育てをつづった著書「杉浦家、7人生活スタートです。」(講談社)を発売。8日に発売記念のトークイベントを都内で開催した。辻はイベントに先立って記者会見に登壇。サプライズで届いた長女・希空(のあ)からの手紙に涙を浮かべる場面があった。
■仲のいい夫婦仲、家族仲の秘訣は「よく話すこと」
辻は2007年に俳優の杉浦太陽と結婚。子宝に恵まれ、今年の8月に第5子を出産した。本書では子どもが好き、家族が好き、仕事が好きという辻のすごすぎる日々を赤裸々に公開。夫・杉浦と子どもらからのメッセージ、マタニティーカットや希空との対談、希空による杉浦家のおやつレシピなども掲載されている。
辻と言えば夫婦仲や家族の仲のよさがたびたび話題になるが、仲のよさを保つ秘訣(ひけつ)は「よく会話をすること、家族で話す時間が好き」だと答える。「夫婦での会話ももちろんですけど、下の子2人が寝たあとに5人で話とか。そういう時間が夫婦にとっても、家族にとっても、子どもたちにとっても大事なのかなと思います」と、実感を込めて語る。
辻は同書の中で、「5人の母になっても正解は見つからない」と綴っている。そんな中で子育ての原動力になっているのは、「ママとして頼られること」だと話す。「子どもたちが大きくなってきて、私がやらなきゃいけないことがどんどん減っていくんですけど、そんな中でもみんなが『ママ』と言って頼りにしてくれる。そういうことが原動力になっていると思います」とうれしそうに話す。
20歳とのきに杉浦と結婚し、5人の母になった今も「子育てには正解が見つからない」と語る辻。その気持ちを伝えるように、「(同書は) 私の18年間の実体験を語ったような本になっていて、本当に子育てには正解がないと思います。これが正解と思わずに読んでいただいて、こういう考えもあるんだというのを知ってもらえたら、ちょっと詰まったときとかに、安心や勇気を持ってもらえるんじゃないかなと思っています」と、同じ子育て世代に向けてメッセージを送った。

■母への感謝と愛を伝える希空からのサプライズの手紙
会見中には、サプライズで希空から母・辻に宛てた直筆の手紙が手渡された。
「ママへ。今日は普段あんまり直接だと伝えられないことを手紙なので伝えたいと思います。」といった言葉から始まる手紙には、「ママのことが世界で一番大好きだよ。ママの子に生まれて幸せです」と母への感謝と信頼、愛が目いっぱい込められていた。
司会による代読の間、目を潤ませていた辻は、「希空には本当に我慢させちゃってることとかたくさんあって、妹と弟がいる中で、長女だからしっかりしなきゃとか、我慢させてきちゃった」と、泣くのをこらえながら話しはじめる。
続けて、「後悔したこととか、こうやったらよかったのになって思えていたことを、今の希空の言葉が全部吹っ飛ばしてくれて。今、子育てが楽しくできているのは、希空がいてくれるから。楽しく前向きに育児ができてるんだと本当に思える。(夫婦二人三脚だけでなく)三人四脚、希空の力を借りて、そこにも甘えて、7人家族、楽しく笑顔で過ごしていけたらなと思います。この場を借りて、希空にありがとうと言いたいです」と、娘への感謝を伝える。
最後に、「子育ては楽しいことだけでもなく、幸せなことだけでもなく、本当に大変なこともたくさんあります。同じぐらいの赤ちゃんを育てているママさんに、私も勇気をいただいています。“チーム育児”いう言葉が今あるので、いろんな人に頼って、楽しい育児をしていただけたらうれしいです」と述べ、会見を締めくくった。
◆取材・文=鈴木康道

