
水上恒司が主演を務めるドラマプレミア23「シナントロープ」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系ほか/TVerにて配信)の第5話が、11月3日に放送。木場(坂東龍汰)の過去が明かされたシーンに声が上がり、SNSがザワついた。(以下、ネタバレを含みます)
■「シナントロープ」とは
同作は、街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」を舞台に、複雑に絡み合う人間模様が描かれる男女8人の青春群像ミステリー。
ある日、シナントロープで不可解な強盗事件が発生し、静かだった日常が少しずつ歪みはじめ、揺らぎ出した関係と感情が次々と事件を引き寄せていく。現代の若者たちを投影したリアルな人間模様と、不穏な世界観の中で緻密な伏線や巧みな会話劇が描かれる。
原作・脚本は、2021年に放送されたアニメ「オッドタクシー」(テレ東)の脚本で知られる此元和津也がオリジナルストーリーを書き下ろし、監督は山岸聖太が担当する。
水上は「シナントロープ」で働くさえない大学生・都成剣之介を演じ、都成がひそかに思いを寄せるヒロイン・水町ことみを山田杏奈、明るいお調子者・“キバタン”こと木場幹太を坂東、地味で真面目なお嬢さま・里見奈々を影山優佳、心優しい漫画家志望の田丸哲也を望月歩、エキセントリックなメンヘラガール・室田環那を鳴海唯、静かで不気味な新人アルバイト・志沢匠を萩原護、夢追うバンドマン・塚田竜馬を高橋侃が演じる。
また、裏組織「バーミン」の冷徹なトップ・折田浩平に染谷将太、折田に従える龍二に遠藤雄弥、龍二の幼なじみで相棒の久太郎にアフロ、折田の右腕的存在で針金を操る女・睦美に森田想、シナントロープのオーナー・加藤に黒田大輔、神出鬼没な老紳士に綾田俊樹、シナントロープのある人物の過去に複雑に絡み合っていく若い男に栗原颯人、その相棒的存在である謎めいたおじさんに山本浩司が扮(ふん)する。
■都成はことみをランチに誘おうとするが…
塚田のライブ当日、都成がシナントロープに入ると、帳簿を広げてうたた寝していることみの姿があった。どうやら家に帰らず、大学にも行けていないらしい。
都成はことみをランチに誘うべく、志沢が書いた恋愛テクニックのメモを頼りに会話を盛り上げようとするが、空回りするばかり。するとことみは「ねぇ都成、あんたハシビロコウ(=志沢)使って私の周り嗅ぎ回ってるよね?聞きたいことがあんなら直接聞けばいいじゃん。何が目的なの?」と、都成を問い詰める。
都成が「俺はただ、水町のことを…」と答えようとすると、その言葉を遮ったことみは、子どもの頃に父親に監禁されていたという壮絶な過去を明かすのだった。
■木場の過去が明かされたシーンに「闇深すぎる」の声
ある日、木場はもう一つのアルバイト先の土木作業現場で、同僚と昼休憩をすることに。「キバタンは金に困ってんのか?ダブルワークだっつってただろ?」と聞かれた木場は、「困っちゃいねぇっすけど、金持ちになりたいなと思って」と言ったあと、父親が亡くなった頃を振り返る。
木場の父親は彼が15歳の時に自死しており、母親も病気で亡くしていた。中学卒業後はフリーターとして生きていた木場は、自宅にやってきた借金取りから「搾取されるより、する側になれよ。俺らみたいに」と言われ、「なりたくねぇんだよ!こんなクソザコに!」と返したせいで暴力を振るわれるという壮絶な少年時代を過ごしていたのだ。
木場の衝撃の過去が明かされたシーンに、「キバタン辛かったね…」「キバタンの過去、闇深すぎる」「ええ…キバタン…キッツ…」「キバタン、お金にこだわるのはそういうことなのね」「木場の過去が暗すぎる、あんな明るい性格なのに」などの声が上がり、SNSがザワついた。
このあと、木場が同僚からバーミンの話を聞く場面も。次話以降の展開にも期待したい。
◆文=奥村百恵

