揺れる心
私は怒りで体が震えましたが、その一方で、一つの考えが頭をよぎりました。
「今このメールで彼を問い詰めたら、デートをやめさせることができる。女にこんな大金を使わせるなんて嫌だ」
しかし、すぐに別の声が私を誘惑します。
「いや、違う。あえて静観してでも2人がいるところに乗り込むべき。この裏切りがバレた代償を、2人にしっかりと払わせないとね。私を馬鹿にしていた謙太の真っ青な顔を見なくては」
私は再び渚に相談を持ちかけます。
「渚、このレストランデートに乗り込んで不倫を認めさせたらいいかな?」
渚は私の混乱を見抜き、落ち着いた声で答えました。
「ううん、それは今じゃない。レストランは証拠としては弱いよ。そこで認めさせても体の関係を認めさせるのは難しいし、慰謝料も請求できるかわからないよ」
「じゃあ、どうすればいい?」
「い突撃は、一番効果的な瞬間にやるべき。 私が思うに、レストランで食事した後だね。こんなムード満点の店で食事するってことは、次に行く場所は決まってる」
渚はそう言い、私の目を見て言いました
「そして、一番のタイミングで不貞を認めさせるのよ」
あとがき:裏切りが招いた予期せぬ冷徹な戦略
夫が自分との約束を破ってまで、他の女性と贅沢な時間を過ごしているという事実は、裏切られた妻にとって最大の屈辱です。明子が一瞬、感情的な突撃を考えたのも無理はありません。しかし、渚の提案は「復讐」と「証拠」という二つの目的を見事に両立させています。ただ怒るだけでなく、その怒りを相手に最も大きなダメージを与える方法で返す。その冷徹な計算が始まった瞬間です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

