
ガウディ財団との世界初の公式ライセンス契約で実現
本展は、ガウディの遺産保存と継承を目的とするガウディ財団と、株式会社ネイキッドが世界で初めて公式ライセンス契約を締結したことで実現しました。サグラダ・ファミリアの「イエスの塔」完成とガウディ没後100年という二重の記念すべき年に相応しい、画期的な展覧会となります。
展示の最大の見どころは、ガウディ財団が所蔵する貴重なコレクションの世界初公開です。サグラダ・ファミリアのオリジナル図面、ガウディ自身の手記や直筆の書簡、実際に使用していた制作道具など、学術的にも極めて価値の高い未公開資料が一堂に展示されます。これほど多くの財団所蔵資料が同時に公開されるのは世界初の試みです。
再認定試験のための大学講堂「パラニンフォ」の図面:1878年/バルセロナ/ガビネット・モダニスタより貸与/ガビネテ・モダニスタとガウディ財団
秘蔵のコレクションで迫るガウディの内面
展示される貴重な資料の中でも、特に注目されるのが世界初公開となる数々のアイテムです。
<世界初公開>サグラダ・ファミリア図面:サグラダ・ファミリア、バルセロナ/ジョアン・バッサゴダ 個人遺産/ガウディ財団/オリジナ:
<世界初公開>サグラダ・ファミリア3Dメガネ:1889年/サグラダ・ファミリア/バルセロナガウディ財団より貸与/オリジナ:
<世界初公開>ステンドグラス窓:1914-1915年/クリプタ・グエル, サンタ・コロマ・デ・セルベリョ, モダニスタ・キャビネットより貸与/レプリカ/ガビネテ・モダニスタとガウディ財団
<世界初公開>オリジナル・カサ・ビセンスのタイル カーネーション:1883-1885年/カサ・ビセンス,バルセロナ/ガビネット・モダニスタより貸与/オリジナル/ガビネテ・モダニスタとガウディ財:
1889年制作のサグラダ・ファミリアのオリジナル図面は、この壮大な聖堂の構想を知る上で欠かせない資料となります。さらに、ガウディが立体視のために使用していた3Dメガネや、1883-1885年制作のカサ・ビセンスのオリジナルタイル(カーネーション)、1914-1915年制作のクリプタ・グエルのステンドグラス窓なども展示されます。
ダイニングルーム用ベンチ:1904-1906年/カサ・バトリョ,バルセロナ/ガビネット・モダニスタより貸与/レプリカ
また、1904-1906年制作のカサ・バトリョのダイニングルーム用ベンチや、1878年の大学講堂「パラニンフォ」の図面など、ガウディの建築家としての歩みを辿る貴重な品々も並びます。
