なぜ私たちは 「とりあえずコンビニ」 に寄ってしまうのか? 無意識の “チリツモ出費” から脱出できないワケ

なぜ私たちは 「とりあえずコンビニ」 に寄ってしまうのか? 無意識の “チリツモ出費” から脱出できないワケ

 通勤や通学、一日外出したの帰り道、特に用事がなくても“何となく”コンビニに寄っていませんか? 入店してしまえば、ドリンクやスイーツ、ホットスナックなど何かしら買いたくなってしまう不思議なスポット、コンビニ。でもその買い物、振り返ってみると「余計な出費」になっていることも少なくないのでは? なぜコンビニ通いは癖になってしまうのでしょうか。

 通勤経路や最寄り駅までのルート、また自宅の近くにコンビニがあるとつい入ってしまいがち。気付けばコンビニに寄るのがルーティンになって、寄らないと逆にモヤモヤするという人もいるかもしれません。しかもコンビニは頻繁に新商品が並ぶので、話題に上がったものがあればつい買ってみたくなってしまうもの。

 必要がなくても買いたいものがいくつも見つかるので、毎回ちょっとした満足感が得られるのもクセになる理由の一つです。そんなクセを直すためにも、「コンビニは必要な買い物があるときだけ」と決めて生活することも大切かもしれません。

 仕事や勉強の合間、帰り道の途中などに小腹がすくと、視界に入ったコンビニへ吸い込まれるように入店してしまうことはありませんか。しかしひとたび入ってしまえば、“ちょっと買い”“ついで買い”が止まらなくなのがコンビニです。

「新作スイーツあるじゃん、買っておかないと」
「アイス1本くらいならいいよね」
「唐揚げ棒もついでに食べようかな」……

 金額も量も“ちょっと”だからこそ罪悪感が薄く、気軽に買えてしまうのがコンビニの魅力であり落とし穴でもあります。コンビニに入る前に「今日は飲み物だけ」「スイーツは買わない」などとあらかじめ決めておくと、無駄遣いを防ぎやすくなります。

 買う予定がなくても、「何か新しいものあるかな?」とのぞいてしまうのもコンビニあるあるです。結局ピンと来るものがなくて、とりあえずドリンクを買って出てしまった……という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

 コンビニに寄ること自体が気分転換やワクワクになる一方で、惰性での買い物は積もり積もれば大きな出費に。気付けば「今月コンビニ代だけでもけっこう掛かってる!」となっています。それを防ぐためにも、散歩したり音楽を聴いたりとコンビニに寄る以外の気分転換方法も持っておくとバランスが取れるでしょう。

 全国どこにでもあり、短時間で買い物ができるコンビニは便利そのもの。ストレス発散や小さな満足を得られるスポットでもあります。

 でも「つい立ち寄る」「なんとなく買う」が習慣化すると、無駄な出費や依存気味な行動につながることも。まずは「今日は本当に寄る必要がある?」と自分に問い掛けてみてください。何気なく寄っていたコンビニを素通りできる日が増えれば、お財布にちょっと余裕が生まれて他のものにお金を使えるようになるかもしれません。

(オダカシオリ)

配信元: LASISA

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