デートの誘いを断られると尻込みしてしまう
しゅんさん(36歳、仮名)は、メーカーに勤める会社員。痩せ型で清潔感があり、話し方も丁寧で、女性に与える第一印象は決して悪いものではありませんでした。
しかし、婚活を始めて3カ月たちましたが、お見合いの後、仮交際に入っても、1度か2度会うとお断りが来ていました。
「自分は頑張っているつもりなのに、なんでうまく進まないのでしょう」
ある日の面談でこう言うのですが、断られてしまう理由は明確でした。彼は、交際成立後に一度はデートに誘うものの、相手の女性から「今週は忙しくて」「その日は予定がある」と言われると、それっきり次の誘いができなくなってしまうのです。
「無理に誘って迷惑がられたら嫌だし」「相手の都合を考えたら、こちらから急かすのも悪い気がして」
そうこうしているうちに、2〜3週間が経過してしまいます。女性からすれば、連絡がないので、お付き合いしていくテンションが下がってしまう。また、積極的に誘ってこないのは“自分には脈なし”という印象を与えていたのです。
しゅんさんの理想は、「自分をリードしてくれる積極的な女性」でした。しかし、婚活の現場では、男性も女性も“待ちの姿勢”でいる人は、関係を育てることはできません。
実際、彼とデートした女性からは、交際終了を出してくるときに、こんな声が寄せられていました。
「優しいけど、何を考えているのか分からなかった」
「無害な印象で、恋愛に発展する感じがしなかった」
「誠実なのは分かるけれど、結婚するイメージが持てなかった」
婚活では、男女ともに複数の出会いを同時進行しています。その中で、受け身のままでいる人は、どうしてもチャンスを逃してしまいます。積極的に動ける人が、対峙(たいじ)したお相手との関係をどんどん縮めていき、成婚していくのです。
婚活は“選ばれる”だけでなく、“選びにいく”行動が必要です。もちろん、断られることもあります。でも、「誘って断られる」経験を重ねることで、コミュニケーションの距離感や、相手のペースが見えてくることもあります。
しゅんさんのように“待ち”に徹してしまい、積極的に動かない人の根元には、「傷つきたくない」「断られたくない」という思いがあります。でも、その“安全地帯”に留まっている限り、関係は深まりません。
恋愛も結婚も、傷つくことを恐れていては、関係は育たないのです。一歩踏み出す勇気や積極性が、次の出会いを大きく動かす第一歩になります。
婚活で成果を上げる男性たちには、共通する「積極的に動ける行動力」と「心のやわらかさ」があるのです。
