イメージや伝聞だけで、物事を判断したり、評価したりしてしまった経験はありませんか? 私は何度もそのような経験があります。今回はそんなイメージとギャップにまつわる筆者の知人のエピソードを紹介します。知人はあるイメージがつきまとい娘の転園にポジティブな気持ちを抱けなかったようですが……。
転園
私には2歳の娘がいます。
これまで通っていた保育園は私立で、クラスは少人数で担任の先生が1人・副担任の先生が複数人いる充実のサポート体制で、建物もとってもきれいなところでした。
しかし、この度引っ越しが決まり、それに伴い娘にも保育園を転園してもらうことになりました。
次の保育園は公立です。
見学に行った際に見た感じ、建物は老朽しており、お世辞にもきれいとは言えません。
また、先生も複数人で多数のクラスを掛け持ちしてみているようで、どの方が娘の担任なのかさえ曖昧です。
正直なところ、この環境では以前の園のように、娘個人を注意深く見てもらうことは難しそうだな……と感じました。
意外な変化
前の園に未練を抱えたまま、始まった新たな保育園生活。
1ヶ月が過ぎたころ、思いもよらぬ変化が起こりました。
それはお迎えに行ったときのこと。
いつもなら私の姿を見つけると一目散に駆け寄ってくる娘が、その日は私を見つけたあともしっかりと先生のお話を聞いているのです。
先生とコミュニケーションを取り、手洗いやお着替えを済ませ、落ち着いた足取りで先生と一緒に教室から出てきました。
そこに数日前までの思い通りにいかないと涙が出てしまい、手が付けられなくなる娘の姿はありません。

