初妊娠で産婦人科へ!しかし「あれ?赤ちゃんいない…」え?慌ただしくなる院内。救急搬送された理由は

初妊娠で産婦人科へ!しかし「あれ?赤ちゃんいない…」え?慌ただしくなる院内。救急搬送された理由は

私は、2人の子どもを育てている母。これは、私が初めて妊娠したときの話です。

産婦人科で、慌ただしい雰囲気に…

生理が来る前に少し茶色のおりものが出ていました。生理も遅れていたので、妊娠検査薬で念のため確認すると、陽性反応が。初めてのことだったので、とてもうれしく感じました。


そしてその後、産婦人科を受診しました。いざ内診による確認をしましたが、赤ちゃんが子宮に見られず、医師も赤ちゃんを探している様子でした。スタッフが慌ただしくなる様子があり、緊張感が漂います。


そうして医師から、子宮外妊娠の可能性があることを告げられました。そのとき私は意味がわからず、命にかかわる危険性があることも実感として湧きませんでした。それから大きな病院へ搬送されることになり、初めて救急車に乗ることになりました。


このような経験から、体に異変を感じたら早めに病院へ行くことが大切だと実感しています。


◇ ◇ ◇


妊娠を初めて経験する中で、思いがけない状況に直面されたとのこと、本当に驚きと不安が大きかったことと思います。


妊娠初期に見られる茶色のおりものや生理の遅れは、妊娠の兆候であることが多いですが、必ずしも安心できる状況ばかりではないのが事実です。


子宮外妊娠とは、異所性妊娠とも言われ、受精卵が本来着床すべき子宮内膜以外の場所、たとえば卵管や腹腔などに着床してしまう状態を指します。この状態が進行すると、着床部位が破裂して大量の出血を引き起こすことがあり、母体の命に関わる危険性もあるため、早期診断と対応が非常に重要です。特に、生理の遅れや下腹部の痛み、不正出血などの症状がある場合は、すぐに産婦人科を受診してください。


ただ、子宮外妊娠の診断は難しい場合が多く、妊娠初期に胎嚢(たいのう)が確認できず「子宮外妊娠の可能性がある」と言われたとしても、即座に確定するわけではなく、正常妊娠や初期流産の可能性も考えられます。というのも、通常、妊娠5~6週目で子宮内に胎嚢(たいのう)が確認できることが多いのですが、人によっては胎嚢(たいのう)の形成が遅れる場合もあるからです。


妊娠中は体にいろいろな変化が起こりますが、少しでも「いつもと違うな」と感じたら、迷わず病院で相談してくださいね。


※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。



著者:香川 まひる/30代女性・主婦

2人の子どもを育てている母。


作画:しおん


※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)


監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

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