テレビの“黒”に着目
加藤さんはテレビの「黒」に注目してなじませるコーディネートを選択。また、テレビボードの上の飾り方が分からないという声をお客さんからよく聞くので、その点についても解説するといいます。
完成したコーディネートは、テレビのサイドにテーブルライトとフラワーベース、テレビボードのサイドには背の高い植物とフロアライトを配し、床にはラグマットにスツール、キャビネットにはアートや植物、小物などを置いています。テーマは「黒のレピテーション」と「無彩色で作るモダンミックス」。
黒をちりばめてなじませる
壁に掛けた時計、スツールの座面、フロアライトの支柱、アート、ソファのクッションなど各所に黒の要素をちりばめたコーディネートは、「レピテーション」の手法で黒いテレビの存在感をなじませています。黒が増えすぎると部屋が重たく見えるので照明や雑貨で取り入れるのが程よいそうです。
また黒を多く取り入れることで部屋に「無彩色」(白や黒、グレーなど色味のない色)が多くなるので、無彩色と相性のいい「モダンスタイル」(シンプルで洗練されたインテリアスタイル)を採用。モダンスタイルの特徴「無彩色」「線の細いもの」「金属素材」を意識して整えています。

