「ステージング」「コントラスト」を活用
テレビのサイドには、家電感の強いテレビの印象を和らげる効果のあるフラワーベースを配置。また、隣り合うアイテムは高低差が出過ぎない方が良いため、大きさもちょうどよいのだとか。
反対側にはモダンスタイルを意識して、メタル風のテーブルライトを置いています。テーブルライトは高さがあるのでテレビの横にはぴったりのアイテムですが、選んだライトは少し小ぶりなため、重ねた本の上に置いて高さを出しています。「ステージング」と呼ばれるテクニックで、重ねた本やトレーをステージに見立ててものを載せて飾ることで、高さを出せるほか、小物をまとまって見せる効果があります。小さな雑貨をたくさん飾るとバラバラの印象になりがちなので、大きさのあるものを飾るか、まとまりに見えるように組み合わせて飾るのがポイントだそうです。
テレビボードの横には大きな植物。フラワーベースと同様にテレビの存在感をなじませる効果や、部屋の「角」の緊張感を和らげる効果があるといいます。反対側には金属製で線が細いフロアライトを置いており、モダンな雰囲気を演出。壁には時計を掛け、植物、時計、フロアライトそれぞれを頂点に複数の三角構図ができるようになっています。
テレビの前には無彩色の「白」のラグを敷いています。ただ、モダンスタイルではシンプルなアイテムが増えがちなので、毛足のある質感が立った複雑性のあるラグを選び、「コントラスト」(対比)の要素で部屋に奥行き感を出しています。
プロのテクニックに称賛
いずれのコーディネートもテレビがあまり主張して見えず、部屋になじんで見えます。プロの技にコメント欄では「見ごたえがありました」「どちらのコーディネートもとっても素敵です」「リアルタイムでテレビボード周りに悩んでいたのでとても参考になりました!」などの声や、動画で使われていたアイテムを知りたい、テレビを廃した場合の家具配置を知りたいといった要望も寄せられていました。動画では社内や顧客からの投票による対決の勝敗も発表しています。
Re:CENOのYouTubeチャンネルでは「VSインテリア」のシリーズのほか、部屋の整え方のルールを解説する「センスのいらないインテリア」シリーズ、プロスタッフが顧客の部屋をコーディネートする「出張インテリアコーディネート」シリーズなど、インテリアの知識が身につくコンテンツが発信されています。
動画提供:Re:CENO/YouTubeチャンネル(@ReCENOinterior)

