甘い話を見抜く教訓
しかし、俊哉は、私に1つだけ指示しました。
「さつき。証拠として、ミオとのLINEのやり取りや、アプリの画面、全部スクショして残して。それで消費生活センターに一度相談してみよう。お金が戻らなくても、情報提供で次の被害を防げるかもしれない」
ミオさんのSNSアカウントは完全に消えていましたが、私たちが動くことで、未来の被害者を守れるかもしれない。そのことが、私にとっての救いになりました。
もう二度と、甘い話には引っかからない。私はスマホを開き、ミオさんと交わしたメッセージを消去しました。あのキラキラした虚像に惑わされた自分に、さよならを告げるためです。
私たちは、10万円という高い授業料を払いましたが、それ以上に大切な「世の中の甘い誘いには必ず裏がある」という教訓と、「何があっても家族で乗り越えられる」という夫婦の絆の深さを手に入れました。
あとがき:教訓を夫婦で共有する大切さ
俊哉の「勉強代」という言葉は、この経験を単なる失敗ではなく、将来への投資と捉える前向きな姿勢を示します。警察ではなく消費生活センターを選ぶという判断は、この物語を現実的な解決へと導きます。
さつきがミオのメッセージを消去する行為は、過去の誘惑との決別を意味し、今後二度と甘い言葉に惑わされないという強い誓いになりました。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

