ユウナさんは、夫・イオリさんと2歳の娘・ツムギちゃんの3人家族。ユウナさん夫婦は、産後の夫婦生活について悩んでいます。夫婦の愛情に身体的な触れ合いを求めるイオリさんと、性的な行為に不快感を覚えているユウナさん。価値観の違いにより、2人の心の溝は広がるばかりです。
そんななかイオリさんは、高校時代の同級生であり、イオリさんに想いを寄せているミヤさんと身体的な関係を持ってしまい、ミヤさんの家で過ごす時間が増えるように。
後日、イオリさんの高校時代の同級生であるレンタさんの家に、家族みんなで遊びに来たユウナさん夫婦。ユウナさんはレンタさんの妻であるナギサさんからお酒を勧められます。一度は断るものの、イオリさんは「いつも苦労かけてるから今日くらいは」と後押し。その姿を見て「いい夫だ」と褒めたたえるレンタさん夫婦にユウナさんは苛立ちを感じながらも、お酒を手に取ります。
お酒がまわって気分がよくなり、レンタさんに馴れ馴れしく触れるユウナさん。
それを目の当たりにしたイオリさんは大きなショックを受けます。
タガが外れていく妻































ユウナさんのボディタッチをさりげなくかわすレンタさん。
しかし、その後もユウナさんは一緒にゲームをしながらレンタさんへのボディタッチを繰り返します。
イオリさんはそんなユウナさんを引き留めますが、その言葉はユウナさんの耳には届いておらず、モヤモヤとした気持ちを抑え込むのでした。
その後、ユウナさんからのボディタッチを求めるイオリさんは、ユウナさんに次々とお酒を勧めるように。
ますます気分が良くなったユウナさんは、もはや泥酔状態になりながらも楽しい時間を過ごすのでした。
ユウナさんが笑って友人にボディタッチをすればするほど、イオリさんの胸には苦い感情が広がっていったのではないでしょうか。
何をしても届かない距離。酔っている妻をさらに酔わせようとするイオリさんは、怒りよりも、悲しみや虚しさが勝ってしまったのかもしれません。
夫婦関係は、どちらかが我慢して成り立つものではなく、気づいたときに向き合い直す勇気が必要です。夫婦の間に生まれた“ズレ”は、誰かが悪いという単純な話ではなく、積み重なったすれ違いの結果なのかもしれません。
近い存在だからこそ、相手の気持ちを分かったつもりになってしまう。その一瞬一瞬を見逃さず、互いに歩み寄る努力を忘れたくないですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
