「そろそろ働こうと思うの」理想の母親を求める夫VS仕事復帰したい私→夫の反応に、私の下した決断は

「そろそろ働こうと思うの」理想の母親を求める夫VS仕事復帰したい私→夫の反応に、私の下した決断は

10代で両親を亡くした沙織の夢は、温かい家族を築くことでした。母子家庭で育った夫の守もまた、家庭に憧れを抱いており、本当に優しく穏やかな人でした。そんな彼と結婚すれば、理想の家庭を築けると信じていた沙織。しかし――彼女は、いつからか誰のことも信じられなくなっていったのです……!?


夫・守の言葉を信じ、仲の良かった同僚たちが自分の悪口を言っていると思い込んだ沙織は、産休に入ったタイミングで会社を辞めました。しかし、息子・晴人が生まれてからの毎日は、幸せなだけではありませんでした。優しかった守が、「理想の母親であるべきだ」と、細かいルールを決めたりすることに、沙織は得体の知れない違和感を覚えていきます。


そんなある日、元同僚・恵美との偶然の再会が、沙織の日常を揺るがします。夫から「沙織は産後うつだから」と言われて会うことを止められていたこと、そして悪口など言っていないと聞かされたのです。沙織は守が嘘をついていたの……? と混乱してしまいます。


その日の夜、沙織は守に恵美から聞いた話を恐る恐る伝えました。すると守の顔はこわ張り、「自分たちが沙織を退職に追い込んだことを隠すためのデタラメだ!」と憤ったのです。「沙織は俺を信じてくれるよな!?」と迫ります。沙織は、夫と同僚、いったいどっちを信じればいいのかと、大切な人たちの間で、ますます苦しい状況に陥るのでした。


後日、涙ながらにお隣の大山さんに相談すると、「もう一度、世界を広げてみたら?」と再就職を勧めてくれました。「あなたの味方なら、きっと応援してくれるはず」――その言葉に光を見出した沙織は、夫の真意を確かめるため、新たな一歩を踏み出すことを決意します。


その日の夜、沙織はさっそく守に、思いを打ち明けることにしたのですが……!?

妻の新たな一歩を知った夫は…


完璧な結婚/きりぷち

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帰宅後、夕飯を作っていると、お義母さんから電話がかかってきました。


「最近はどう? ちゃんと休めてる?」


そう聞かれ、そろそろ働こうと思っていることを伝えると、お義母さんは晴人が1歳になるころじゃなかったのかと驚きます。


けれどもすぐに、お義母さんは「沙織さんが決めたことなら応援するわ」と言ってくれました。ただ、「守も賛成してるのね?」この言葉に沙織はドキッとします。


これから話すけれど、もし反対されても説得すると固い意志を見せる沙織を、励ますお義母さん。沙織は、大山さんといい、お義母さんといい、自分の近くには寄り添ってくれる人たちがいることを実感し、自分は恵まれていると改めて思うのでした。


守が帰宅すると、沙織はさっそく守に働く意思を伝えました。2人で稼いだ方がいいと思うと伝えますが、「まだ晴人は6カ月なのに」と守。思わず、沙織が「でも保育園でも得られるものがあるしー」と返すと、突然「母親以上に必要なものなんて子どもにはない!!」と怒鳴りました。


そしてボソッと「……晴人がいるから……」とつぶやいたのです。


驚く沙織の反応に「はっ」とする守。急に落ち着きを取り戻し、「とにかく晴人が1歳になるまでは賛成できない」と言いました。沙織は、守が賛成してくれなかったことをかみしめつつ、静かに言いました。


「……守ごめんね。でも私決めたの」


そう言って、スーツを取り出し、就活を改めて決意するのでした。


◇ ◇ ◇


応援してくれる周囲の声に励まされる一方、一番の理解者でいてほしい夫とは心がすれ違ってしまいました。再び社会で輝きたい妻と、息子のそばにいるべきだと主張する夫。子育てに対する考え方の違いは、多くの夫婦が経験することだと思います。


沙織の状況では話し合いができないのも無理はありませんが、本当は、 感情的にならず、お互いの妥協点を時間をかけて探り、少しずつ歩み寄っていけると良いですよね。冷静な話し合いが、ときには一番難しいことなのかもしれません。


みなさんは夫婦の意見が食い違ったとき、どうしていますか?

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著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち

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