【女性】鉄分が不足すると現れる症状

舌の痛み
舌の痛みが起こる原因は鉄・亜鉛・ビタミンの欠乏です。内科で血液検査をしましょう。歯科口腔外科や耳鼻咽喉科でも検査可能です。鉄欠乏性貧血では舌乳頭の萎縮が生じて凹凸のないつるっとした表面になり、赤みや光沢を帯びる平滑舌になる場合があります。内科から食事指導やサプリメントの摂取がすすめられたり、亜鉛や鉄剤が処方されたりするでしょう。
氷食症
異食症の1つで氷をかじりたくなる症状です。鉄欠乏性貧血患者さんの14%程に異食症が認められる調査結果もあります。鉄剤の内服を開始すると、数年間続いた氷食症が数日間でみられなくなるケースもあるようです。ストレスや不安の症状と関連していることもあります。
むずむず脚症候群
レストレスレッグス症候群とも呼ばれます。夕方から深夜にかけて下肢を中心に不快な症状が現れる病気です。睡眠障害を伴うことが少なくありません。鉄欠乏性貧血が原因だと検査でわかれば鉄剤による治療が行われます。精神科・脳神経内科・睡眠障害専門の睡眠外来へ相談しましょう。
皮膚乾燥
鉄分が不足すると皮膚の構造の内側にある皮下組織に十分な酸素が行き渡りません。皮膚の新陳代謝がスムーズにできず健康な皮膚が作られなくなります。内科や血液内科で血液検査をしてください。生理と関係する場合は産婦人科もよいです。薬やサプリメントでの鉄分補給など対処法が見つかるかもしれません。
毛髪のダメージ
毛乳頭まで十分な酸素や栄養分が行き届かず、髪の毛が細くなったり抜け毛が増えたりします。鉄分や亜鉛を摂ってください。鉄欠乏性貧血の脱毛には重大な疾患が隠れているケースもあります。内科や皮膚科で相談しましょう。
妊娠中に鉄分が不足すると現れる症状

息切れや目まい
動悸・息切れ・目まい・頭痛・倦怠感・顔色の悪化などが起こります。貧血対策の基本は食事の改善です。妊娠中に必要な栄養素はサプリメントも活用して摂取しましょう。ただし、葉酸の過剰摂取は健康への影響があるため葉酸の摂取量に注意してください。
胎児の発育への影響
胎盤への血液量が減ると十分な酸素と栄養が供給できず、胎児の発育不全や切迫早産のリスクが高まるとの指摘もあります。コーヒーや紅茶などに含まれるタンニンは鉄分の吸収を妨げるので、タンニンを含む飲料は食間に楽しむようにしましょう。妊婦さんは貧血になりやすく、妊娠初期・中期・後期の血液検査で貧血のチェックが必要です。産婦人科で受診してください。
出産のリスクが高まる
母体の健康リスクも高まります。貧血が改善されないまま出産を迎えると、出血量が多くなったときに輸血をしなければならなくなるなど、悪影響を与えかねません。産後の影響に備え、出産前から貧血症状には注意しましょう。

