総監修・開一夫先生から創刊によせて
赤ちゃんには、コアナレッジとよばれる「生まれつきの知識」があります。
数に関する感覚、人とつながるための力、空間や物に関する原初的知識など、生きていくために必要な力を、赤ちゃんはすでにもって生まれてきます。
この絵本シリーズは、赤ちゃん研究の専門家たちが特に大切だと考える「生まれつきの知識」から5つの分野を選んで作りました。この絵本は、親子で一緒に参加して楽しむ「参加型」の絵本です。読み聞かせを通じて、お父さん、お母さんは赤ちゃんの発達の素晴らしい変化を実感できるでしょう。
赤ちゃんが絵本を「じっと見る」とき、それは興味をもってあそんでいる証拠。指をさしたり、声をかけたりしながら一緒に参加することで、赤ちゃんの好奇心がさらに広がるかもしれません。ぜひ親子で一緒に、成長の喜びを楽しんでください。
【東京大学 開一夫(ひらき かずお)教授 プロフィール】
1963年富山県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系教授。乳幼児の心理や行動、脳の発達過程について科学的にアプローチに基づく「赤ちゃん学」を専門とし、赤ちゃんラボ5.0を運営。著書に、『赤ちゃんの不思議』『日曜ピアジェ:赤ちゃん学のすすめ』(岩波書店)、絵本に『もいもい』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など多数。乳幼児向けTV番組の監修として『シナぷしゅ』など、多方面で活動。
赤ちゃんラボ5.0とは
すべての子どもを笑顔にする!
赤ちゃんラボ5.0は、発達認知科学的視座から、子どもたちが幸せに暮らし、成長し、社会の一員として活躍していく上で必要となる研究や商品、社会基盤について探求します。子どもたちの笑顔は養育者に限らず社会全体に活力を与え、豊かな未来社会を創生する上で必要不可欠です。「すべての子どもを笑顔にする!」は、単なるスローガンではなく、長期的に取得される科学的データに基づいて実現します。
公式HP:https://aka-lab.jp/
