胃がんの末期症状についてよくある質問
ここまで胃がんの末期症状・ステージ・生存率・治療法などを紹介しました。ここでは「胃がんの末期症状」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
末期の胃がんはどのような状態のことですか?
末期の胃がんでは、がんが胃壁を破って隣接臓器に入り込み、リンパや血液に乗って離れた臓器に転移した状態です。転移先の臓器でもがんの症状が進行しています。胃本来の機能低下により、食べ物の消化・吸収能力が衰えて全身の衰弱や著しい体重の減少が見られる時期です。末期の治療の多くでは、胃がんと転移がんの進行抑制や苦痛の緩和を図るケアに重点が移ります。
末期の胃がんの余命はどのくらいですか?
平均余命については8ヶ月や3~6ヶ月と示されることが多く、一般的には半年程度と考えられているようです。この余命ですが、明確な算出方法は確立していません。医師が患者さんの状態や過去の事例、生存率・中央値などを考慮し、自身の経験をもとに見積もるものです。患者さんの状況次第で変動するため、一概にはいえません。
編集部まとめ
今回は胃がんの末期症状をメインに解説しました。胃がんの末期は遠隔転移があり、末期症状も腹水・体重減少・背中や胸の痛みなど全身的です。
胃がんは早期発見しやすく初期なら生存率も良好ですが、ステージ1から4に進行するにつれて急速に低下します。
治療法としては根治手術が難しいため、化学療法を中心に緩和療法が併用されることが一般的です。進んでしまうと治療の選択肢も少なくなるので、検診を受けるなど早期発見が大切です。

