
染谷俊之と小西詠斗W主演のドラマ「UNREAL-不条理雑貨店-」(毎週月曜深夜1:05-1:35ほか、テレビ大阪ほか) が放送中。
コミック・片山愁、原作・ヨダカケイの同名漫画が原作の同ドラマは、怪しげなアンティーク雑貨店「UNREAL」を舞台に、その店主・ヤギオ(染谷)と近くのカフェで働き、ヤギオの世話を焼く男子高校生・濱家宗哉(小西)に巻き起こる不思議な出来事を描くデイドリーム・ファンタジーだ。また、2026年1月には舞台も決定。ドラマでは描かれなかったエピソードやその先の物語を描く。
このたび、WEBザテレビジョンでは染谷と小西にインタビューを実施。役どころやお互いの印象、二人の願いについて語ってもらった。
■小西「ファンタジーですが、人間ドラマもある作品」
――今作への出演が決まった時の感想を教えてください。
染谷俊之(以下、染谷):原作を読ませていただき、すごく素敵な世界観だなと思いました。実写化するにあたり、ファンタジーだけどそんなに無理のないファンタジーだなと思い、演じさせていただくのがとても楽しみでした。
小西詠斗(以下、小西):すごくうれしかったです。原作を読ませていただいて、すごく面白い世界観で、骨董品も魅力的なものがたくさんあり、まずそこに惹かれました。ファンタジーですが、人間ドラマもある作品で、出演させていただけるのがうれしかったです。また、そめさんには、僕がデビューしてすぐの作品でご一緒させていただき、すごくお世話になった先輩なので、一緒に主演をやらせていただけるのはびっくりしました。
――ドラマ放送後に舞台も決まっていますが、舞台のお話を聞いた時はいかがでしたか?
染谷:舞台で物語の結末を演じさせていただけるのはすごく贅沢だと思っています。今の段階ではすごく楽しみです!
小西:ドラマと舞台が連動した作品に出演するのは初めてなので楽しみです!
■染谷、宗哉役に「1番最初に詠斗の名前が浮かんだ」
――共演してみていかがでしたか?
染谷:僕がヤギオ役をするとして、じゃあ宗哉役は誰がやるんだろうと想像した時に、1番最初に詠斗の名前が浮かんだので、実際に詠斗が演じると聞いて、ナイスキャスティングだなと思いました。
(前回の共演が小西の)デビュー作とは僕は知らなかったのですが、すごくかわいくていい子だったので、詠斗とだったらヤギオと宗哉の関係を素敵に築けるんじゃないかなとうれしかったです。
小西:うれしいです! 僕はやっぱり緊張もあり、台本に「ヤギオの髪をガシッとつかむ」と書いてあって、できるかな?って思ったんですが、撮影では思いっきりやらせていただきました。昔からすごくお世話になっていて、よく知っている先輩だったので逆にやりやすかったです。
染谷:思いっきりやっていたよね!(笑)
■小西、染谷と制服を着た同級生役に「全然違和感なかった」
――この作品を通してお互いに発見した一面などはありましたか?
小西:はい!
染谷:挙手性なんだね(笑)。
小西:(笑)。 2人で学生時代の同級生を演じたのですが、同い年にしか見えなくて。実際の年齢は少し離れているのですが、演じてみたら全然違和感がなかったです。
染谷:もう無理だよ(笑)。 でも、ありがとね。詠斗は最初の共演のとき、感覚がとっても素敵だなと思いました。あと、「どうしよう、どうしよう」と言いながらも難しいことを難なくこなせる器用なタイプ。で、今作で久しぶりに会って、舞台と映像を詠斗はどっちもやっているので、その片鱗が見えて、やっぱり器用な子だなと思いました。
■染谷&小西が舞台の魅力を語る
――小西さんは舞台と映像作品での違いは意識はして演じていますか?
小西:意識はすごくします。役としてせりふを発するとか根本は同じですが、やっぱり技術面は全然違う部分があって。どちらもすごく難しいなと思うのですが、頑張って意識をして演じています。
でも、僕は舞台の現場でたくさんお芝居の勉強をさせていただいたなと思っていますし、デビューからたくさんの舞台をやらせていただいたので、すごく好きです。舞台も映像もどちらもできるのがうれしいです!
染谷:僕は(舞台と映画を)半々ぐらいでやらせていただいていて、お客さんの反応がダイレクトに返ってくるのは舞台だなと思います。あと、舞台で共演していた方と映像の現場で会うとちょっと不思議な感覚になります。
■染谷「髪の毛を一生懸命伸ばしました(笑)」
――演じるにあたり準備したことや、演じる上で気を付けたことを教えてください。
染谷:まずは髪の毛を一生懸命、伸ばしました(笑)。 切らずに少しだけ量を減らして、徐々に伸ばしていきました。あと、ヤギオは生命力あふれるキャラクターではないので、なるべく生命力を抑えました。
ただ、現場に入って暗いと現場が暗くなってしまうので、そこはいい塩梅でいて、演じる時は生命力を落としていました。また、感情が複雑な役でもあって。内面からグッっと出るプラスのものを抑えた上で、マイナスの感情を表現していたような気がします。大変でしたが、僕はこっちの方が演じやすかったです。
小西:ムネチカはすごく芯が通っていて真っ直ぐで、説得力がある喋り方をするし、人を動かす力があると思うので、そういうところは意識しました。普段、僕自身はあまりはっきりしゃべったりできないので、僕とは違う強い人間だなと思いましたし、憧れる部分がありました。ムネチカに似ている所は本当になくて…。どちらかというとヤギオに近いかなと思います。
染谷:僕も(どちらかでいうと)ヤギオに近いかなと。僕自身は明るくも暗くもないのですが、気を抜くと人や物に興味がなくなってしまう少しドライなところがあります。職業柄、いろいろな人と出会ったり、さまざまな場所に行けるので、ありがたいなと思っていますし、俳優をやっていなかったら人付き合いに関しても物事に対してもドライだったのかなと思います。
■小西「服で海に入ったシーンが印象的」
――撮影で印象に残っていることを教えて下さい。
染谷:だいぶ終盤にあるお店の中でのクライマックスのシーンをかなり長回しで撮らせていただいたんですけど、あれはかなりしびれました!僕らもスタッフさんもみんなで力を合わせて、「もうやったるぞ!」という思いで撮影したので、大変だったんですが、振り返ってみると楽しかったなと。いい緊張感で、さらに現場がキュッと一つにまとまったような気がしました。
小西:楽しかったですよね!いい緊張感もあって。
染谷:カットを割らないことによって一連の感情の流れが生きるので、クライマックスの感情を爆発させるシーンでそういうのを大事にしてくださったんだと思います。
小西:僕もそのシーンはすごく印象に残っているのですが、他には、海に入ったシーンが印象的です。ヤギオを助けに行くシーンだったのですが、制服が濡れちゃうから一発本番で撮影をして。服で海に入ったことがなかったし、何年かぶりぐらいの海でかなり深いところまで行ったので、緊張もしましたし、怖かったです。
染谷:こっちの心の準備が整う前に撮影が始まったし、頭までつからなきゃいけなくて、急に深いじゃん!って思ったよね(笑)。
■染谷、願いが叶うなら「電源の形を世界で統一してほしい」
――“願い”がポイントの今作にちなみ、何か一つ願いが叶うならお二人は何を願いますか?
染谷:僕は電源の形を世界で統一してほしいです。最近、海外に行ったんですが、国ごとに電源の形が違うのが大変で。統一してくれたら、変換プラグとかもいらないのでぜひ統一してほしいです!
小西:僕は今、自転車のブレーキが壊れているので直してほしいです(笑)。
染谷:それは危ないから直して! あ、自転車屋さんは水曜日休みが多いらしいです。
小西:やっぱりなんでも知ってますね!(笑)
染谷:俺が絶対に知らなよ!ってことも聞いてくるよね(笑)。
小西:僕はなんでもそめさんに聞いちゃいます。何でも知っていると思っています!

