「昼寝で頭痛が起きる」症状が特徴的な病気・疾患
ここではメディカルドック監修医が、「昼寝した後の頭痛」に関する症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。
片頭痛
片頭痛は、脳の血管が広がることで周囲の神経が刺激され、こめかみや側頭部にズキズキとした痛みが生じる頭痛です。昼寝の後、血流が良くなりすぎることで片頭痛が誘発されることがあります。痛みが強く、光や音に敏感になる、吐き気を伴うことなどが特徴です。
対処法としては、静かな場所で安静にし、こめかみや首筋を冷やすことが効果的です。市販の鎮痛薬も有用ですが、発作が月に数回以上出る場合や日常生活に支障がある場合は、脳神経内科や頭痛外来への受診を検討しましょう。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、昼寝時の悪い姿勢や首・肩まわりの筋肉の緊張が原因となり、後頭部から頭全体が重く締め付けられるように痛むのが特徴です。
症状が現れたときは、蒸しタオルで首肩を温める、軽くストレッチすることで症状が改善することもあります。頭痛が頻繁に続く場合や痛みが強い場合は、市販薬の使用も可能ですが、長期間続く場合は脳神経内科や一般内科など専門医院の受診をおすすめします。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気で、昼寝後に頭痛や強い眠気が続くケースもみられます。主な原因は肥満や首が短い、顎が小さいなど体型や骨格の影響、仰向け寝など睡眠姿勢です。また、いびきや夜間の息苦しさ、日中の集中力低下など他の身体部位にも症状が現れることがあります。
対処法としては、減量・禁煙・飲酒制限・横向き寝や枕の調整といった生活習慣の見直しが推奨されますが、重度の場合はCPAP(持続陽圧呼吸療法)や口腔内装具など医師による治療が必要です。昼寝後の頭痛や強い眠気、起床時の息切れなどが頻繁・長期化する場合は、呼吸器内科や睡眠外来など専門科で相談してください。
昼寝で頭痛が起きる症状の正しい対処法は?
(昼寝後に頭痛が起きる場合、適切な対処を知っておくことが大切です。主な原因は寝すぎや姿勢の悪さ、筋肉の緊張などが挙げられますが、予防には寝る前の準備や昼寝の仕方に注意することが有効です。ここでは、昼寝頭痛の主な予防法や実際に症状が出た時の対処法、鎮痛剤の使用について解説します。
昼寝頭痛を防ぐには寝る姿勢や時間をどうすれば良い?
昼寝の際の寝る姿勢と昼寝時間を工夫することで、頭痛を予防できます。長時間の昼寝は脳の血管拡張を招き、片頭痛を引き起こしやすいため、昼寝は15~30分以内にとどめ、できれば15時までに終えるのが理想です。寝る姿勢については、椅子に座り軽く前かがみになってデスクに頭や腕を預けるよりも、横になる方が首や肩の筋肉の緊張を避けやすく、ネックピローを使い首の安定を保つことも効果的です。枕の高さや硬さを体に合ったものに調整し、首が自然なカーブを保つ姿勢で寝ることも頭痛予防に役立ちます。
昼寝の後に頭痛が起きた時の対処法は?
昼寝後に頭痛が起きた場合は、まず頭や首を冷やして血管の拡張を抑えることを試しましょう。特に片頭痛では冷却が効果的です。一方、筋肉の緊張による緊張型頭痛の場合は、首や肩を温め、軽いストレッチを行うことで血流が改善されます。痛みが強い場合は市販の鎮痛剤を利用できますが、症状が長時間続く、頻繁に起こる場合は医療機関の受診を検討してください。また、無理な姿勢や長時間寝すぎたことが原因の場合は、睡眠環境や昼寝時間を見直すことが必要です。
昼寝をした後に頭痛が起きたら鎮痛剤を使用して良い?
昼寝後の頭痛に対して鎮痛剤を使用することは一般的に有効です。市販の頭痛薬は片頭痛や緊張型頭痛の痛みを和らげるために使われますが、過度の使用は薬物乱用頭痛を招く恐れがあるので注意が必要です。痛みが軽度であればまずは休息や冷却・温めを試し、痛みが和らがない場合に鎮痛剤を服用しましょう。慢性的に頭痛が続く場合や薬の効果が薄い場合は専門医に相談し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

