
間宮祥太朗と新木優子がW主演を務めるドラマ「良いこと悪いこと」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/TVer・Huluにて配信)の第5話が11月8日に放送。高木(間宮祥太朗)らが卒業した鷹里小の情報サイトを見つけた羽立(森優作)が、謎の人物とチャットで会話をしたシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■「良いこと悪いこと」とは
同作は、小学校の同窓会に集まったメンバーがタイムカプセルを開け、中から6人の顔が塗り潰された卒業アルバムが発見されたことを機に同級生の不審死が始まるノンストップ考察ミステリー。事件を止めるために同じクラスだった高木将(間宮)と猿橋園子(新木)が手を組み、同級生の不審死の真相と謎に迫る。
キャストは、東京郊外で小さな塗装会社を営む高木将を演じる間宮と、週刊アポロの記者である傍ら、会社の広告塔も務める猿橋園子を演じる新木の他に、高木の2歳上の妻・加奈を徳永えり、小学4年生の娘・花音を宮崎莉里沙、週刊アポロの記者で猿橋と同期の東雲晴香を深川麻衣、スナック「イマクニ」の店主・今國一成を戸塚純貴、「イマクニ」常連客・宇都見啓を木村昴が演じる。
また、6年1組の元生徒役には、高木と仲の良かった武田敏生に水川かたまり(空気階段)、専業主婦の土屋ゆきに剛力彩芽、美容師になった豊川賢吾に稲葉友、居酒屋を経営する桜井幹太に工藤阿須加、学級委員長だった小林紗季に藤間爽子、現在はニートの羽立太輔に森、ホステスになった中島笑美に松井玲奈、アプリ開発を行う会社「TURBO inc.」社長の小山隆弘に森本慎太郎(SixTONES)、当時担任で、今は校長先生の大谷典代に赤間麻里子が扮(ふん)する。
■高木らは当時の担任に会いに行く
同級生を次々と襲う連続殺人事件。標的となった6人のうち、生き残っている高木、小山、羽立の3人は、高木の家のガレージで作戦会議を始める。園子以外にも、自分たちを恨む人間が元6年1組の中にいると考え、クラスメートの写真を眺めながら心当たりを探っていると、羽立が「あれ?僕らのこと知ってる人、もう1人いるよ」と、当時の担任で、今は校長先生になっている大谷の名前を挙げる。
そこで高木たちは、園子と4人で母校である鷹里小を訪問。久しぶりの校舎を懐かしむ小山の横で、園子は22年前に高木たちに閉じ込められた備品倉庫や、みんなの前で謝罪させられた昇降口など、辛い過去がフラッシュバックする。
高木らから当時のことを聞かれた大谷は、「みんな、自慢の生徒でしたよ」と、元6年1組の中で目立ったトラブルはなかったと笑顔で答える。それどころか、園子がみんなからひどい仕打ちを受けていたことすら知らなかったと言う。学校訪問後、小山が校長室にあるはずの、高木らが卒業した2003年度の卒業アルバムがなかったと言い、全員が大谷のことを疑うのだった。
■羽立が謎の人物とチャットで会話をしたシーンに「博士ってオーキド?」の声
羽立の身の安全確保のために、自分の会社で雇うことにした小山。そこで羽立はネットで鷹里小について調べ始める。すると、鷹里小の情報サイトを見つけ、掲示板に飛ぶと2023年には「誰か見てる人いる?」、2024年には「……」、2025年には「このHPも、俺のことも誰も覚えてないんだ」という書き込みが。そこに「覚えてるよ、博士だよね?」と羽立が書き込むと、すぐに「もしかして、ちょんまげ?」と、自身の小学校時代のあだ名を挙げて返事が返ってきたことから、羽立は慌ててパソコンを閉じてしまうのだった。
羽立が“博士”と呼ぶ誰かとチャットで会話をしたシーンに、「博士ってオーキド?」「博士って昆虫博士ってこと?」「イマクニに飾ってある今國の絵も虫取ってる絵だったよね!?」「7人目きたー」「今國はミスリードな気がする…」などさまざまな考察の声が上がり、X(旧Twitter)で「イイワル」がトレンド1位にランクインしていた。
番組ラストでは、大谷が誰かと電話で話している最中に、「あの子たちが死ぬなんて思ってもいなかった。もう耐えられません。お願いします。もうやめてください…」と涙を流す場面も。次話以降にも期待したい。「良いこと悪いこと」最新話はTVerにて配信中。
◆文=奥村百恵

