「がん発症のリスクを上げやすい3つの食べ物」はご存知ですか?【医師解説】

「がん発症のリスクを上げやすい3つの食べ物」はご存知ですか?【医師解説】

がん発症のリスクを上げやすい食べ物

糖質の多い食材(主食、お菓子や清涼飲料水など)

血糖値の異常な上昇によりAGEsが体内で発生し、蓄積する原因となり、がんの発生から進展に関与するので、血糖値を上昇させる食材はNGとなります。
主食でも玄米、全粒粉パンおよび麺などはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、血糖上昇が軽微な程度の摂取であればメリットがあるとは思います。
お菓子や清涼飲料水については全くおすすめできません。
ちなみにスポーツのトレーニング後の筋力増強という観点からはタンパク質と糖質の同時摂取に関しては一定のメリットがあるように思います。

トランス脂肪酸(>飽和脂肪酸>オメガ6脂肪酸)

トランス脂肪酸は生体内では合成されない脂肪酸で、摂取すると細胞膜に取り込まれ、細胞膜の機能を低下させてしまいます。また、異物としても認識され、炎症の原因となります。もちろんがんのリスクも高まります 。
飽和脂肪酸については直接的には悪影響はありませんが、特に糖質との同時摂取で肥満の原因となり、肥満によるがんのリスク上昇に関連する可能性があります。
オメガ6脂肪酸は必須脂肪酸ですが、体内で相対的にオメガ6脂肪酸が増えすぎるとがんのリスクが高まることがわかっています。
ちなみにオリーブオイルのオメガ9脂肪酸については体内で合成されるので、これ自体にあまり意味はないように思われます。むしろオリーブオイルのオレウロペインなどの抗酸化物質がいろいろな病気のリスクを低下させていると考えられます。

食塩

食塩の摂取と胃がんのリスクの関連は比較的有名です。また、高血圧から脳心臓血管の病気の予防という観点からも控えめの摂取を心がけるべきでしょう。

「がんを予防する可能性の高い食べ物」についてよくある質問

ここまでがんを予防する可能性の高い食べ物などを紹介しました。ここでは「がんを予防する可能性の高い食べ物」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

がん発症時におすすめの食べ物はありますか?

影山 広行 医師

これまでの説明と同様に必須栄養食を意識した食事となります。また、がんの手術の直後や抗がん剤の副作用が強い時期を除いては積極的に体を動かすことが望まれます。がんの予防、発症時の食生活、発症後の予後改善はいずれも同じ方針で大丈夫です。

配信元: Medical DOC

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